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引きこもり女子の妄想?
湖の小島にある庵で暮らす魔女ロゼのもとへ、ある夜近衛騎士のハリージュが訪ねてくる。
四年前、嫌われものの魔女の悪口で盛り上がる輩を諌めてくれたハリージュを見かけて以来、ロゼはハリージュに秘かな片想いをしていたのだが、ハリージュが魔女に依頼したのは惚れ薬。つまり彼には想い人がいるということで…
という始まり。
どうせ恋が叶わないのならと素っ気ない応対をするロゼ(そのくせ薬の完成は引き延ばして、ハリージュが訪ねてくる回数を稼いだりする)と、上から目線な物言いをしつつもロゼの荒れた生活を気に掛けて強引に世話を焼くハリージュ。共に過ごす時間を重ねる毎に、少しずつ距離が近づいていく。
このあたりまではまあ良いんです。
ロゼが素っ気ない変な喋り方するのも、ハリージュへの恋心を何とか隠すために無理してるからだなと共感できる。
でもハリージュの惚れ薬はある人に頼まれたものでロゼは失恋した訳じゃないとわかってからも、何ならハリージュがロゼへの好意を表し始めてからも、ずっと同じ調子なんですよね…そろそろええ加減にせぇよと思えてきて、最初の頃の面白さがイラつきに変わってきました。
自分からは気持ちをさらけ出すなど殻を破りたくない引きこもりタイプの女子が、それでもそんな自分を好いてくれるイケメンで金持ちで強くて仕事もできる彼氏がいたらなあと妄想したのを漫画にした感じ
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どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。