3.0
軽く読めるけれど続きが楽しみな作品
絵はやっぱり『花と悪魔』の頃の方が丁寧さを感じるけれど、お話が楽しいです。気軽に読めるけれど、なんだかじわじわ惹かれる作品。☆3.5かなあ。
読み進めるごとにヒロインを応援したくなっていくのも楽しみのひとつです。
続きを待っています!
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3841位 ?
絵はやっぱり『花と悪魔』の頃の方が丁寧さを感じるけれど、お話が楽しいです。気軽に読めるけれど、なんだかじわじわ惹かれる作品。☆3.5かなあ。
読み進めるごとにヒロインを応援したくなっていくのも楽しみのひとつです。
続きを待っています!
メリハリのある構図とテンポの良いコメディで、最初はとても楽しく読んでいて、生徒会選挙の演説の盛り上がりはすごくよかったのに、そこからの失速がすごいです…。
ラストはなんだか蛇足感もあるし、ご都合主義でささっとまとめた感じがある…。最後まで描けたのは漫画家さんとしてはよかったのかもしれないけれど。
あとは、序盤は女性のいわゆる色気シーンもわりと上品で好感が持てたのに、だんだん下品で露骨になっていったのもいやでした。
最初が楽しくてよかっただけにすごく残念。
構成にちょっと違和感があって、盛り上がりに若干欠けるし、ラストは伏線回収もできていないし、整合性が取れていない気がします。
夢の姫は徳川の血筋を守るために転生を繰り返してきたはずなのに、最後は夫を忘れないため、というふうに設定が変わっていたのがいちばん整合性が取れていなかった。
そもそも幽鬼兵の作り方は、ヒーローの侍従/親友が母親に施された禁書を解明すればできそうなことなのにそれの追求もなく、彼や師匠の神通力の解明もなくお話が終わったのも中途半端でした。
ヒーロー/ヒロインの恋愛もなんとなく始まった感があったし、もうすこし分かりやすいシーンがあるとよかったかなあと。後半、ベッドが軋むコマがあるから致したのかなという演出なのに、その後その話もなく、そこも中途半端。
絵は変わらず丁寧なのでほんとうにもったいないですが、同作者の『あやはとり召喚帖』よりは格段に読みやすかったので構成力の向上が見えたのはよかったです。この漫画家さんが好きなので、引き続き他作品も追って行こうと思います。
むかしの作品なのかな、絵は若干古めで固いところもあるけれど、1話1話短編ながらまとまっていました。
1話目) プロローグ的
2話目) 1話の甥? の大人になった話
3話目) 2話目の孫の大人になった話
というゆるいつながりで、世界観がおなじオムニバスでした。どの作品も切なさをにおわせつつのハッピーエンドで、さわやかで軽やかなラブストーリーでした。
もっと長編で読みたかったな。
初めてこの漫画家さんの作品を読みましたが、「そう! それ!」と刺さる言葉オンパレードで笑っちゃうし、言語化してもらえてスッキリします。出てくる問題すべて「わかるーーー!」ということばかりですごい(苦笑)
セリフの印象が強すぎるのか、登場人物の名前はぜんぜん覚えられないのですが(苦笑)、毎回短編みたいなものなので問題なく読めてます。
この方のほかの作品も読んでみましたが、タイトルと中身が合っていなくてあんまり印象に残らない作品が多いのですが、この作品だけは強烈ですね。
これがデビュー作? 初連載だと見かけたのですが、そうとは思えないくらい全体構成や展開などが安定していて、最後まで楽しく読めました。
若干、コマ割りやセリフなどが読みにくいところはあったけれど、大事なポイントはしっかり押さえられていたのでそこまで混乱しませんでした。
終わり方もきれいに終わっていたので、読み物としてまるっと楽しめました。
細かいところまで絵も上手で丁寧だし、台詞も構成もとても上手だなあと思って、漫画賞を受賞したのも頷けます。
本当に残念なのは、
・上手な絵でも、ダークファンタジーの話の内容と絵柄が合っていなかったこと
・それぞれの事件で「え、これで解決したことになるの?」というエピソードがあること
・明らかに連載が延びて追加されたであろう話や人物エピソードがあり、しかも中途半端な解決で終わる
・それによる全体構成のテンポが悪くなっていること
・最後、蛇足的なエピソードがあること
・妊娠/出産間近でこのファッションはないわ…というコーディネートなこと
などなど、気になるところが何度もありました。
高評価なのも漫画賞受賞したのも分かりますが、わたしは絵も台詞も本当に上手なだけにもったいないな、、と思いました。
絵も構成もキャラクター設定もシンプルで上手だなあと思いながら楽しく読んでいました。途中、キョーコのリボンが外れる展開がワンパターンになってきた感は否めないけれど、キョーコや親の秘密はどうなるのだろうと思っていたら、何も解決しないまま突然あっさり終わりました。
打ち切りだったの?というくらい。
あと、ケンジと日比野さんの告白のシーンは、ようやくの展開だったのに、あれ?聞き間違ってない?大丈夫?という曖昧な感じ。もっとしっかり2人ともが照れるなり嬉しがるなりする展開の方がよかったな。
篠原さんの作品は好きなのですが、この作品は結末部分が「最初からそうすればよかったのに…」と思ってしまう元も子もない収束の仕方だったなあと思います。
序章からどんどんお話が展開していって、謎、その問題をどう解決するんだろうと読み進めるも、ラストで急に失速した感じが。残念です。
ただ、絵もキャラクターもとても魅力的です◎
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執事・黒星は傅かない