3.0
絵は苦手なのですが
絵は好みではなく、もっと美男美女に描けるのでは...? と思ってしまうのですが、テンポがとにかくよくてラブコメとしてさくっと読めて楽しかったです。高評価なのも分かります。
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3142位 ?
絵は好みではなく、もっと美男美女に描けるのでは...? と思ってしまうのですが、テンポがとにかくよくてラブコメとしてさくっと読めて楽しかったです。高評価なのも分かります。
めちゃこみオリジナルの作品はいつも絵や漫画作品としてのクオリティが...なので期待せずに読み始めたのですが、絵も構成も安定していて読みやすいです。テンポもいいですね。
転生モノが多くて辟易していますが、この作品は転生というより若返っての転移という感じで、違和感なく読み進められそうです。
安易に「両思い→成人まで待つ」というラストではなく、とても上手な結末とその後の描き方で漫画家さんの才能を感じるいい作品でした。
ただ、裕福とはいえないアパート暮らしのお隣さん育ちということは、モモのおうちも同程度のはず&ママが高校中退なうえ専業主婦の家庭なのに、モモを一人暮らしさせる金銭的余裕はどこから? と設定に違和感がありました。たとえばパパの親の遺産なり会社が軌道に乗ったからいまは余裕があるというような、ひと言でもあると解決するのですが。
また、父親との和解に関して、父親にも事情があったというのは分かるけれど、未成年の子を置いていくことに対して美談で終わらせたうえに「正しかったのか間違っていたのか分からない」という台詞はないですね…。間違っているとしか言えないです。
この2点、編集者はしっかり仕事して欲しかったです。
特に父親との和解は最後の大事なシーンなのに、有り得なさすぎて興醒めしました。
とにかく「寂しいときもあるけれど、おひとりさまを全力で楽しんでいる」という1話完結のお話が続いていて、読みやすいけれど、「結婚適齢期を過ぎた独身女性のおひとりさまを楽しむってこういうことでしょ?」という押しつけも感じます。
絵は固くてぎこちない印象だけど、テンポよく楽しいです。とにかく「見守りたい」という気持ちで続きが見たくなる作品。
序盤はいろんな神候補と、それぞれの天使の条件が絡まって、頭脳戦でおもしろくて引き込まれたのですが、中盤からは人間ドラマっぽくなり、最後は生きるとは? 幸せとは? という哲学的に終わりました。最後はわりと急に収束したのも
終盤、ナッセが降格した説明がちょっとよくわかりませんでした…。神が最終決断を下す辺りの自問自答の台詞も接続詞がつながっていなかったり不明点があります。
そして最終話は、作品としてのメインテーマは分かるのですが、この終わり方でいいの…? という苦笑
なんだか文字通り、いい意味ではなく予想外の終わり方でした。
悪魔云々が出てくるファンタジーな世界観だけど、主人公のDTくんがいろいろ勘違いしたまま人間界で暴走する学園ラブコメで楽しいです。ヒロインの天然もすごい笑
絵はかわいらしく、お話もピュアラブな感じでかわいいです。
千夜一夜物語をベースに、ロマンティックなファンタジーに仕上がっていて読後感もよかったです。
絵やコマ割りなどが若干ぎこちない印象もあるけれど、お話としてまとまっていたように思います。
絵もお話も魅力的だし、続きが気になる構成で上手だと思うけれど、すこし引っ張り過ぎかなあ苦笑 作品内の、まだ説明されていない固有名詞が頻繁に出てくるのも世界観がしっかりしているとも見えるけれど、あざとく感じる人もいるかも。
カラーの配色もきれいで見やすいけれど、わざわざ全ページカラーにする必要があまり分からなかったです..そういう企画なのかな。
☆3.5
陰陽道のお話に合わせて、全体を通してほぼ黒と白のみで描かれている作品でした。そのデザイン力に感嘆します。
ただ、顔の描き分けが分かりにくいところはありました。
お話もおもしろかったのですが、古語の意味の注釈がまったくないので、古典の基礎教養がないと分かりにくいと思います。その辺りは編集部にもっと仕事をしてほしかったです。
最終話、あともう1話あれば余韻も十分に、満足度はもっと高かっただろうなあとは思いますが、きれいにまとまっていました。
タイトルの『暁の闇』はクライマックスでその意味を説明されますが、それとはダブルミーニングで、きっと、この国やこの世の暁となる宮様や、陰陽道の暁となるほどの力を持つヨリミチが抑え込まれ抱える闇のことなのだろうなと思います。よいタイトルだと思います。☆3.5
コミックス版では、あとがきなどで原作者の文章が掲載されていましたが、句読点の位置や文章のトンマナ、い抜き言葉の羅列など、とても文章を生業とする人の力量ではない文章のように見えたのが興醒めでした。
この事件を長編の発端として、もっと続きも読んでみたかったですが、もともと他社で未完に終わったもの(あの挨拶やあとがきの文章を読んだ後なら原作者の力量から未完の事情は察せられます..)を漫画に、ということなので続きは書けなかったのかもしれませんね..残念です。
しかしとてもよい作品でした。
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惚れない花嫁