3.0
優等生な作品
絵もお話も安定していて、コメディパートもいやがらせのお話でさえも予想範囲内の展開で「優等生な作品」という感じでした。
小学生の頃に読むともっと楽しめたかも。
絵とお話のクオリティも一定で、安心して読める作品でした。
もうすこし意外性のある展開だとよかったかなあ。
-
0
3492位 ?
絵もお話も安定していて、コメディパートもいやがらせのお話でさえも予想範囲内の展開で「優等生な作品」という感じでした。
小学生の頃に読むともっと楽しめたかも。
絵とお話のクオリティも一定で、安心して読める作品でした。
もうすこし意外性のある展開だとよかったかなあ。
『誰かこの状況を〜』でこの漫画家さんを知って、かわいらしかったので他作品も…と思って読んだのですが、こちらは男性向け作品で胸が強調されていたり、いわゆるオタク絵でびっくりしました。百合系作品なのかなと思ってすこし距離を置いて読んでいたら、後半の伏線回収や切なさなどひとつの作品としてまとまっていたように思います。
たぶんこの漫画家さんの作品を初めて読んだ作品だった気がします。
少女漫画として、大きな事件も過去のトラウマも、最後の最後にまた大きなうねりが起こるのも、いろいろ起伏がありつつ最後は上手にまとまって、おもしろく楽しめた記憶があります。
途中若干長いなあと思ったところもなくはないですが、主人公がひとりの女性として自分の仕事や夢を叶えていくところも良かったと思います。
☆3.5
転生とか悪役令嬢は最初数ページで終わり、女子高生とヤクザの設定をもとに王室ファンタジーにアレンジしている感じですね…。
舞踏会のような公の場で王子があんな風に肩かけでジャケット羽織らないですし、流行りのヤクザ設定に寄せている感じ苦笑
王室の確執や事件など、絵と構成が上手でお話は違和感なく楽しめるのですが、お嬢様なのに足を出したスカートや王子に対してさん付けなどの薄っぺらさが気になりました。
早々に打ち切りが決まったということですが、その条件下ではまとまって終わった作品では。
絵も構成も安定していましたが、ここまで描くの? という性描写や、コメディパートが多い回もあったりで、作品の雰囲気の統一感がブレていた部分もあったので気になりました。
ただやはり、ほんとうはこういう設定でこの展開を描きたかったのだろうなということを無理に説明することなく、伏線や演出のみで表現して、最後を描ききれていたので、その辺りの構成が上手だなと思いました。
郷愁/ノスタルジーが得意な漫画家さんだと思いますが、ひと夏の青春と結びつくとより一層それが高まる、という作品だと思います。個人的に、本作品は切なさが強めなのと、婚約者云々の展開も切なく苦しいので☆3.5ですが、作品としてはクオリティがとても高く、登場人物たちが目の前で動いているような錯覚を覚えるほど魅力的な作品でした。
往年の『なかよし』(『りぼん』ではない)みたいな絵柄だなあという印象。
お話はわりとおもしろいと思うですが、王女の表情があんまり好みではなく..かわいらしいのですが。
掲載誌は、『おじさま侯爵は恋する〜』で知った漫画誌なので、
作風はなんとなく予想していたとおり、健全で甘いです。
構成もしっかりしているし、読みやすいのですがもうすこし惹きつけるものがあるとよかったなと思います。
転生モノのお話は設定も絵もほんとうに雑なものが多くて好きではないのですが、本作品は絵もかわいいし上手で、構成含めて安心して読めました。
本人は歴史に残るほどの悪女になるつもりでがんばっているのに、どんどん優秀で素晴らしい女性になっていっているのが楽しいです。
絵もお話も緻密に構成されて、ページ数も限られていたからか濃縮された印象を受けます。はっきりと明快に言語化/絵画化されすぎず、それがより一層効果的になっていると思います。ダークファンタジーなので明るく読みやすいとは言い難いけれど、いい作品だと思います。
思いっきりデフォルメした内容ながら、動物図鑑としてとても読みやすくて分かりやすかったです。子どもの頃に読みたかったし、特に子どもにおすすめしたい作品だと思います。興味深い内容で楽しく、知識欲も満たせるの、とてもよいですね。
絵も構成もテンポも上手。
☆3.5
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
黒燿のシークは愛を囁く