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料理人のBJ
闇医者作品としての名作BJを彷彿とさせるビジュアル。あの殺し屋13のようなストーリー展開。高額な報酬は、プロとしてのプライドだけでなく、依頼人の本気度を確認するためのもの。ただ、お金のためだけで動かす男ではない。時として心動かされる場面では、情の厚さもスマートに見せたりする。料理漫画は数あれど、これは大人が楽しめる作品だと思う。
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22843位 ?
闇医者作品としての名作BJを彷彿とさせるビジュアル。あの殺し屋13のようなストーリー展開。高額な報酬は、プロとしてのプライドだけでなく、依頼人の本気度を確認するためのもの。ただ、お金のためだけで動かす男ではない。時として心動かされる場面では、情の厚さもスマートに見せたりする。料理漫画は数あれど、これは大人が楽しめる作品だと思う。
壮大な復讐劇。それも一座で。どこかに心の闇を抱えたものたちが疑似家族を形成し、復讐代行を行う物語。ひとりひとりがそれぞれに辛い過去を経験しているからこそ、依頼者に心を寄せたり、時に厳しくしたりと、真剣に向き合う。展開としても凝ったところもあり、楽しく読めている。
夫が亡くなる間際の一言によって、真相解明に奔走することになる妻。それは夫の裏切りか?はたまた新たな事件への引き金か?続きが気になる。
極刑を受けたものたちの死後の世界を描いだ作品。罪を負ったのには一人一人理由があり、何も皆が極悪なのではない。だからこそ死後の世界で懸命に生きようとする魂たちなのだ。
事件を起こしてしまうのは、何も悪人だけではない。幼少期の育てられ方一つで善悪の区別がつけられなくなる。その悲しみは、漫画の中だけと割り切るわけにはいかない。
言いやすい相手には強くあたり、権力持ってる相手にはへーこらする。自分よりデキル相手や自分並みに口が立つ相手には惹かれることがない。会社の中じゃなくて、家の中で起きてるから逃げ場がなくて、タチが悪い。そんな話。
半グレという組織をテーマにした本作品。ヤンキー漫画や不良漫画にあるようなコミカルさや青春群像的要素はない。どうなんだろうな、反社に光を当てるのは、と思った次第です。楽しんでおいてなんですが。
原作が人気なのでしょうか、映画化されましたね。ホラー?サイコ?サスペンス?謎解き?様々なハラハラドキドキをはらみ、けれど、膝ポンとなるような納得感はさて、どうでしょうか。でもおもしろいけどね。
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ザ・シェフ