4.0
切ないけど羨ましい
櫂の描いた小説はどんな内容だったのだろう。
親の身勝手さで苦労する子供。
どんな親でも子供にとっては大切で、憎くて捨てたくて、愛したくて愛されたくて。
この物語では櫂がずっと苦しんでる。
少しだけ成功して自由を楽しんで、それでも余りあるほど苦労した。
櫂は幸せだったのだろうか。
死んでも小説を残せて、誰かの心の中に生き続けることが出来た。
誰に理解されなくても、当事者だけがわかってて
忘れずにいられたらそれだけで良いのかもしれない。
いつ何処で誰と出会うか、心が何処に向かうのか
出会う順番で変わってしまうものなのか。
誰かにとって正解で、誰かにとっては理不尽。
生きていくのはままならない。
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汝、星のごとく