5.0
読み応えある
サイモンが印象的だったから、髪を切ったら表紙の男性で主人公の相手役かと思ったら全然違った。
不覚にも王国のエドワード王子を脳天気だけどカッコいいと思ってしまったが、帝国のレナート皇太子が登場したら霞んじゃった。レナート、情熱的で頭も切れて信頼できる人物だと思う。
国王陛下謁見のシーンが特に読み応えあった。国王は自分が劣ってると自覚して国の事を第一に考えてる。エドワードは自分が能力無いとわかってない。この差は大きいな。
エドワードもアネットも悪気が無く思慮が足りない。悪者がやっつけられたスッキリ感は無くただただ哀れだった。
サイモンには同情できないけど、子供の頃の回想シーンは泣きそうになった。愛情あるからこそだったのに。
マリアベル、帝国で幸せになれるのかと思ったらまた試練がやって来た。国王陛下謁見のシーンは、レナートが部外者として一歩引いてたから活躍した感じしなかったし、もう少し2人の話を読めるから良しとしよう!
長くて覚えられない作品名の中世ヨーロッパの作品は馴染めないことが多い。この作品はどっぷり浸れた。
作画の方の画力があるからなのもあると思う。橘皆無さんを検索したら昔から活躍されてる漫画家さんだった。
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真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック)