のりの気持ちが切なすぎて泣けてくる。
いくらみんなより、まわりより大人な考えができるとしても、所詮は中学生。
大人なふりしても、生きてきた年数はやっぱりまわりの同級生と同じな訳で、中学生の微妙なこの思春期の感じ方は同じなんだよね。
いつもまわりに自然に気を遣えるのりだからこそ、溜め込んでいる気持ちがいっぱいあるんだろうな。
それを好きな人にそんなふうに言われちゃったら、せっかく抑えてた気持ちがあふれてきちゃうよね。
純粋に出会った場所が知りたかったのもあると思うけど、結婚や出産、好きな人がお姉ちゃんとつきあってる、子どもも生まれた、なんかいろいろ頭でわかってても、実際実感はできてなかったというか受けとめきれてなかったんだろうな。
のりがお姉ちゃんとハマチューが結婚すると聞いたときの気持ち考えると、胸が苦しくなるよ。
先生を好きになった恋心は、きっと誰にも言うことなく打ち明けられない秘密の失恋に変わってしまったんだね。
まだ中学生なのに、、、、ね。
のりにはこれからもっと素敵な恋愛をしてほしいなと心から願うよ。
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ちよにやちよに
053話
53. めい