ルビーはやっと弱音を吐けたね。
やっとアイドルになれたルビーは、五郎先生に見てもらうため、ずっと彼を探していた。でも探しても探しても見つからない五郎が死んでいたと知ってとてもつらかった。その上、アクアがアイを売ったようなことをして、誰も信じられなかったし、アイの復讐のためまわりや自分に嘘をついたりするのがきつかった。そんな自分に迷い苦しんでたところに(さりなちゃんの)お母さんの真実を知った。心身ともに限界にきてたルビーを救ったのは五郎先生がアクアとして転生してたこと。そして、死ぬ前にアイドルの夢をキラキラして語っていたさりなを五郎先生が全推ししてくれたこと。
ルビーが無事に立ち直ったのはよかったけど、そのせいでアクアはまたいろいろ心労が増えた。復讐が根本的に解決しないと、アクアの心がすべて晴れるということはないんだろうな。
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【推しの子】
152話
第百二十三話 悪手