自分の血を見た時にママや佑真の言葉を思い出したんだね。
大事にしろって。
そして、こんな男に絶対されたくなかったんだ。
もう自分は佑真でいっぱいだから。
もう佑真のモノだったんだよ。
佑真て呼ぶ声は心の底から沸き上がった声だったんよ。
間に合って良かった。
やっとだ~。
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自分の血を見た時にママや佑真の言葉を思い出したんだね。
大事にしろって。
そして、こんな男に絶対されたくなかったんだ。
もう自分は佑真でいっぱいだから。
もう佑真のモノだったんだよ。
佑真て呼ぶ声は心の底から沸き上がった声だったんよ。
間に合って良かった。
やっとだ~。
元カレ?
あ~だれか。
2Fのママが連れ去られるところ見てたんだよね。
だから電話なったんだよね。
ね、絶対そうだよね。
佑真、助けに来て!
すみれにとって佑真は一番大事な人。
だから自分を捨ててでも、何してでも守りたい一心なんだろう。
でも、なんか危なっかしくて。
あの人、すみれを狙ってるような感じがして、
また来そうで怖い。
あなたは出来なかったんじゃない。
佑真のためにしなかったの。
佑真が普通に生きて行けるように背中を押したかっただけなの。
自分がわざと佑真に嫌われるようなことを言って
佑真から離れていくつもりなんでしょ。
ツラかったね、キツかったね、さびしいね。
抱きしめて背中を擦りたい。
お父さんが亡くなったばかりで、家族って親ってって思っちゃったあとだから、
余計佑真のお母さんの声が堪らなくなっちゃったんだろうな。
親はやっぱり掛け替えが無いとか、生きてるうちに親孝行とか。
増して自分は親戚筋には聞こえが悪いし、それを佑真には背負わせたくないとか。
もういろいろ感じちゃったんだろうな。
こういう場面で不謹慎だけど、人って面白いもんで
生きてる時は別にその人が居なくても平気だったし、
なんなら喧嘩して死・んじまえと思ったりしたこともあったはずなのに
本当にこの世からいなくなってしまったら、淋しくて悲しくてある意味悔しくて
涙が止まらないって事が往々にしてある。
不思議な事にそれが血縁とか夫婦とか義父母だったりする。
母だって一人の人間だから。全部が全部出来るわけじゃない。
それでも当たり前だけど、自分の子より長く生きてるから
アドバイスくらいなら出来るよ。
それにね、話すことに依って溜まってた澱を少しは吐き出すことが出来たでしょ。
嫌いじゃないのに。
そんなに簡単に許せることじゃないんだよ。
それだけ梓だって真剣なんだよ。
みんなみんなすべての事を梓に重ねないで。
梓は悪いことしてる訳じゃない。
樹だって分かってるんでしょ。
反対だなぁ。。。
こんな気持ちのまま、この先に進むのは絶対に反対だな。
きっと、幸せな結末
018話
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