そう、蔦丸さん、嘘なんだよ。
大喧嘩なんてしてないんだよ。
だからこんなにいい演技なんだよ。
勘づくかな。
そしてじいちゃん、やっぱり何も言う気は無いんだね。
芸の肥やしになるならばそれも有りと。。。
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79位 ?
そう、蔦丸さん、嘘なんだよ。
大喧嘩なんてしてないんだよ。
だからこんなにいい演技なんだよ。
勘づくかな。
そしてじいちゃん、やっぱり何も言う気は無いんだね。
芸の肥やしになるならばそれも有りと。。。
真実を墓場の中へ持っていくって決めて、
それを実行した人はやっぱり強い。
それだけの覚悟で生きているから。
でも、きっと孫は可愛いと思うんだよなぁ。
今の源介と惣五郎の様に生きたかったとも思っているだろうなぁ。
じいちゃん、どうなるの、これから。
じいちゃん、何も思ってない訳ない。
大きく反対したからって自分たちが納得して答えを出さねば別れられないだろうと
自分の事を思い出しながら考えてるんじゃないのか。
だからってもう2年。どうしようと思ってるんだろう。
人の目ってそうそう誤魔化せない。
一旦ボロが出れば基本そこから綻びる。
みんなに迷惑を掛けたらその時点で別れる。
絶対にそんなことが起きない様にと応援するしかないよ。
ずっと一緒に居るために源介の唯一無二の
一番の相方になろうと決心する惣五郎。
一途で健気だ。
以前からそう宣言してる源介もまた決意を新たにしただろう。
この恋がずっと上手くいきますように。
そして二人の仲が絶対成就しますように。
モヤモヤの原因は自分と演じてないからかな。
それともほかに何かあるんだろうか。
言ったぁ!源介言ったぁ!
いい役者になるために惣五郎が居ないとダメだって。
別れる気は1ミリも無いって。
もう涙が止まらないよ。
自分が寿一郎になるために。
そこには惣五郎への愛が溢れてる。
彩子さんも必死なんだね。
でも、加賀さんは大丈夫だと思う。
彩子さんは何時まで経っても亡くなった奥さんの妹としか考えないと思う。
蔦丸さんこそ・・なんじゃないのか。
それが切っ掛けでじいちゃんに嵌ったんじゃないのか。
なんて思ってしまった。
そうそう褒めちぎって、源介。
惣五郎の美しさでどんどん進んでしまえ!
花恋つらね
097話
第四十七幕(2)