最期の最期まで弦を思って弦を守って弦を愛して
逝ってしまったのですね。
人間の命の重さは人に依って違う訳では無いけれど
出来れば人が自然に亡くなる年齢まで生きて欲しいという事。
父が47と言う年齢で亡くなったせいか、
割と若い時からそう思っていて、
少なくとも親より先に逝ってはいけないと考えるようになった。
なので、4年前に母が亡くなってからは何時でもいいと。
やれることは一生懸命やってきたからもういいかな。
出来ればあまり長生きしたくない。
若い人たちの重荷にはなりたくないと心から思ってる。
律はこんな形で亡くなることをどんなに悔しかったか
どんなに悲しかったかどんなに生きたかったか。
遺されたお父さんもお母さんも、どれほど自分の命を彼に与えたかっただろうか。
それを思うと涙しか出ない。
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やさしい嘘で抱きしめて
056話
自分の口から言えなかったこと