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禍福は縄の如し
猫猫にとって、後宮勤めは自ら望んだものではなかった。家に残した義父の身を案じながら、年期明けの日を一日千秋の思いで過ごす日々。目立たずに真面目に勤めれば必ずその日は来る。はずだった。しかし、それをしなかった。否出来なかったと言った方が正しいかもしれない。好奇心と少しの正義感というがそれだけだろうか。たぶん猫猫は認めないかもしれないが、心のどこかで現実を受け入れているような気がする。今、猫猫の手には見えない赤い糸がある。その先にいるお方は誰だろう?
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猫猫にとって、後宮勤めは自ら望んだものではなかった。家に残した義父の身を案じながら、年期明けの日を一日千秋の思いで過ごす日々。目立たずに真面目に勤めれば必ずその日は来る。はずだった。しかし、それをしなかった。否出来なかったと言った方が正しいかもしれない。好奇心と少しの正義感というがそれだけだろうか。たぶん猫猫は認めないかもしれないが、心のどこかで現実を受け入れているような気がする。今、猫猫の手には見えない赤い糸がある。その先にいるお方は誰だろう?
海外からの観光客の中には有名な観光地ではなくて田舎を訪ねる人が増えているらしい。そこに私達日本人が忘れている細やかな情に触れる事に感激するのだそうだ。知恩さんのお寺も何かのきっかけで有名になって大勢の観光客が来たらいいなと思うけど、お寺の良さが無くなるのも嫌だな。
オーケストラには○○フィルハーモニーとか、○○交響楽団という名称があります。たくさんのメンバーがひとつになって音楽を紡ぎ出す事で多くの観客を感動させる。とはいえ メンバーひとりひとりの技量に差がある。性格も考え方もみんな違う。それを乗り越えてひとつになれるのはもしかしたら奇跡かな?
読み初めて15話になります。不幸だったクロエも優しい侯爵にめぐり逢い、過去の傷も癒えつつあります。でも本当の幸せになるのに越えねばならぬ山がいくつもありそうです。クリスさんや侯爵にもまだあかされていない過去があるみたいで、この先がとても気になります。
描いた物が実体化する異世界。そこに迷いいわゆるファンタジーの世界。そこに迷いこんだ少年がいかにして生き抜くか?現実にはありえない物語に常識とか非常識を持ち込むのはナンセンスだと思う。つまらないなら読むのをやめるのは読者の自由。誰も強制していないのにね。
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