2.0
主人公を好きになれない
物語は面白いのだけど、どうしても主人公のことを好きになれない。見た目は子供で中身は大人?の中身の部分(前世の人柄)が全然分からないからなのか…
平民から貴族に成り上がっていく様は確かに爽快だが、そもそも前世の記憶や元々持ってる力がチートすぎて下剋上しているという感覚で読めない。その上に第四部では立場も上になっているため、鼻につくように感じてしまった。
そのためこの物語の軸である本を読みたい願望で周りに迷惑をかける様が全く笑えず、共感もできない。
中世の貴族の物語として読むと、話は面白いから続きは読みたいが、主人公をどうしても好きになれない。どこかで大きくイラッときたら読むのをやめてしまうだろうと思う。
- 0