5.0
人には様々な事情がある
122話までの感想になります。
生活保護を受けていた楓花ちゃんの母親が亡くなり、生活が一変する。
高校を卒業したばかりの「健康な18歳」だから、生活保護の対象ではない。
天涯孤独だから、保証人もたてられず、仕事も見つからず、住んでいたアパートの大家から嫌がらせ。
ある日、街で転んで怪我をしたときに、パン屋の女性が助けてくれます。
この出会いが楓花ちゃんの転機となります。
楓花ちゃんが前向きに頑張って生きているから、商店街の人たちと繋がりができます。
街で人を見ていると、楽しそう、充実してそうなんて思ってしまうもの。
しかし誰もが、何かしら悩みをかかえて生きているのでしょう。
重たい内容ではありますが、読みやすいですし、面白いキャラも出てきます。
ブレッチェンのようなパン屋、近所にあってほしいですし、パンが食べたくなります。
私の好みは「リーンなパン」です。
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ブレッチェン~相対的貧困の中で~