5.0
ありきたりの転生物じゃなく読み応えあり
ファンタジー小説ペルソナの主人公アベル・ルバモントに熱烈オタ活していたヒロインは交通事故に遭い
ペルソナの世界に生きるアイシャ・エスクリフ(貧しい男爵家令嬢)に転生。
驚きはしたが、アベルが7歳の頃に転生したと知り小説では詳しく書かれていない幼少期のアベルを
直接見ることができると大はしゃぎしていたが、こっそりオタ活していたはずがアベルの父親の
ハデス・ルバモント(超金持ち)にはバレバレでアベルへのストーカー行為で罪に問われるのかと覚悟したら
何故かハデスはアイシャが自分にゾッコンなんだと勘違いし、結婚しようと言い出す。
アベルの母親になれると舞い上がるアイシャと自意識過剰&勘違い男ハデスとのコメディと
可愛いアデルを見ているだけでも十分おもろかったのですが
アイシャの父親がこの結婚に反対表明する辺りから話はシリアスに。
アイシャは小さい頃から神殿の指示で錠剤を飲んでいて飲まないと命に関わるらしく
試しに飲まないようにしたら凄く苦しかった事をハデスに告白し、その薬を調査したら意外な事がわかる。
アイシャには凄〜い秘密があり、父親も知っていて神殿と結託して薬を飲ませていたらしい。
アイシャは小説のままだとハデスはアデルの暴走を止めるのに自分の魔力を使い切って命を落としてしまうので
それを食い止めたいんだけど、さてさて上手く行くのか?
それにはアイシャが飲んでいる錠剤の秘密が深く関わってきそう。
更にアイシャは小説の題名がペルソナである事も引っかかっているし。
ありきたりの転生物でなく、気になる伏線がてんこ盛りで、この先読むのが楽しみです♪
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転生したら推しの母になりました