いつの間にかただの意地になってた。
好きだったから、側に居てもらえる状況を利用してしまった。もうとっくに無理だとわかってたのにって最後に思うのはせつないんだよね。
成海も何もなければ普通のいい子で、境遇がこんなふうにしてしまったということなんだろうけど、やったことはまあまあえげつなくて(笑)
だから可哀想というより、ようやく終わったなっていう感想になっちゃう。
置かれてる境遇が洸よりも全然ひどくてこの先が心配になるけど、洸が居ても気持ち的な依存でしかなかったし、同じ痛みを知ってる者同士の傷のなめ合いでしかなかった。一人で先に進んでしまった洸を見て、成海も気がついてるんだと思う。自分をどうしていくべきなのかってことに。
それで、洸···
自分の憂いが片付いたからって、その攻め方はどうなの?
どうしてあんたはいつも、双葉を最優先に考えてあげられないの。そんなこと言ってる場合じゃないのはわかるんだけどさ、もうちょっとこう、なんていうか衆人環視の中で凸るなよ。双葉の気持ちもそうなんだけど、立場があるでしょ??
菊池くん···なんで映画断っちゃうの。どんなに苦手でも意地でも見に行くかと思ったわ。よっぽど苦手なやつだったのかしら。
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アオハライド
180話
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