敵国の領土となるなら、敵を利するものは残していかない。
たとえそれが自国の民であっても、か。
この兵士は平民の出身ではないのかしら。いかにも上流層の考えそうなことだけど、前線に配置されてたってことは貴族ではないと思うし、こういう村を見れば故郷を思い出して手荒なことをしないと思うのに。
これでは民は自国の兵士であっても憎むだろうし、ましてや国がコロコロ変わるってその度に犠牲が出るのだから、諦めの境地にもなってしまうよね。
カルガンは子供だったから、病は大したことなく済んだのね。
でも責任を感じて薬を買いに行った先で敗残兵に見つかってしまった。逃げ切れるかしら···
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暁のヨナ
296話
第98話 逃げろ(1/3)