母のノートを読んだこと、マリーやロッコと再会して知らなかった話を聞くことで、母の思いを知ると同時に頑なになってしまっていた自分自身に気がつくことができたのね。
不幸だったのは自分だけではなかった。マリーやロッコも酷い環境に居たのに、自分のことばかりで気が回らなかった。
あの環境を抜け出せて、初めて気がつけたんだろう。
あの家から連れ出してくれたのは公爵。
贖罪のつもりであったとしても、自分を思ってくれたことは間違いなくて、その気持ちに嘘はないのだとようやく思えたかな。
しかし今度は公爵が別れ話をされると思い込んでる。
まあヒロインのことなので、してくれたことのお礼を伝えて、公爵を解放してあげようとか思いかねないんだけど、公爵は好きなら頑張って。ここで手放さないで。
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虐げられた令嬢は美貌の公爵に溺愛される
022話
第22話 別れ話だろうな