めなななさんの投稿一覧

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  1. ぼくの地球を守って

    126話

    第121話

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    それぞれの立場で、それぞれ思うところがあって、それは当然なんだけど。
    これまでの輪の様子を見てくれば、紫苑も苦しむのだろうし、それは転生しても救われてなくて、報いを受けてる感じがする。

    だけどこの時点での紫苑についてはやっぱり許されないと思う。
    前の方にも書いたけど、過酷な生い立ちや不幸な人生には同情するけど、それを差し引いても他人への報復や神への鬱積を木蓮を傷付けることで晴らすなんて、そこらの性犯罪者と何ら変わりない。

    しかも木蓮の良心を利用した(紫苑が思ってるのは的外れなんだけど)。木蓮をなんだと思ってるのか。
    ああ、楽園で生きてきた恵まれた人生だから、心を壊されても仕方ないって? 仮に恵まれた人生だったとして、そんな権利が誰にあるというのか。
    時代や世界観が違っても、凌辱して屈服させるなんてことを本気で考える時点で、既に普通の人間ではない。

    でも木蓮が紫苑の提案を了承したことも事実。
    紫苑の魂胆には気付いてなかったにしろ、普段の言動から一癖も二癖もあるのはわかってたはず。
    善良さから皆が分裂してしまうのを避けたくて了承したのだろうけど、浅はかだったことは否めない。絶対に受けてはいけない申し出だったし、結果的に自分が傷付いただけじゃなくて、分断を更に深めてしまった。例え木蓮が途中で拒絶しなくても結果はそう変わらなかっただろう。

    春ちゃんが言うには木蓮は紫苑を愛してたと。
    ここから何がどうなってそうなるのか···まあ、紫苑はきっと自分の気持ちを自覚したら死にたくなるだろうが。現時点では死んでもいいよと思ってしまう。

    • 7
  2. ぼくの地球を守って

    125話

    第120話

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    この期に及んでも木蓮のことを幸せで恵まれた人生だったとまだ思い込んでるし、自分が不幸だった腹いせにサージャリムへの恨みを木蓮を傷付けることで晴らそうとしてる。
    木蓮は同じ人間で、サージャリムの御使いでもなんでもないと言ったのに、何も理解しようとしなかったばかりか、恵まれた人間にはどんな酷いことをしてもいいとすら思ってるのね···

    木蓮はキチェスを捨てる?ことになるのだから当然躊躇はあっただろうけど、紫苑の言葉で玉蘭への当てつけだと気付いたんだろうか。そんなことの為に身を捧げたんじゃないっていう。
    それとも紫苑の孤独というか、そういう考えしかできないことへの哀れみというか、こんな行為では救ってあげられないという拒絶なんだろうか。最後のハレルヤをどう理解すればいいのかわからない。

    繻子蘭が来てくれてよかったけど、もう手遅れなんだろうか。
    このことがあったから、輪は紫苑だということを隠してるのね。紫苑は長い孤独な時間を過ごすことになったみたいだけど、輪の残虐性はこの頃の紫苑そのままだったのね。

    • 2
  3. ぼくの地球を守って

    124話

    第119話

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    木蓮は、この状況をなんとかしたくて自分を捧げようと思ったのか、紫苑を救いたかったのか、どういう気持ちなんだろう?
    紫苑の愛してるを信じたわけでもないような···

    この時の紫苑は醜いよね。
    既に木蓮に惹かれてはいただろうけどそれは自覚してなくて、玉蘭への報復のために木蓮を傷つけることになんの躊躇もない。
    むしろ綺麗事で行動してる(と思ってる)木蓮のことを傷つけたくて、屈服させて溜飲を下げたい。どこまで本気かはわからないけど、実行してしまうならそこらへんの性犯罪者と変わりはない。

    紫苑のこれまでの人生には同情するし、根は悪い子じゃないとは思うんだけど、この思考をする時点で、いろいろ差し引いてもやっぱり許されないなと思う。

    • 7
  4. ぼくの地球を守って

    123話

    第118話

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    ああ、木蓮が紫苑が見たこともないような故郷を見せた、みたいなこと言ってたな。なるほど、そういうことなのか。
    紫苑は自分の中の願望だったということがわからなかったのね。

    紫苑は木蓮や繻子蘭や秋海棠が、事態を打開したくて紫苑と玉蘭に働きかけてるのがわからないんだよね。なぜなら自分だったらそんな行動取らないから。
    そしてまだ玉蘭へのライバル心というか、嫉妬心で目が曇るというか、それでしか木蓮の行動を判断できない。

    生い立ちは過酷だったし成長してからも幸せだったとは言い難い人生だったけど、あまりにも他人を受け付けなさ過ぎた結果、こんなに偏った思考しかできないなんて。
    それが紫苑の不幸ではあるんだけど、他人を理解する努力を、幸せになる努力を放棄してきた報いでもあるような。

    玉蘭のことも木蓮のことも、無自覚ながら恐らく好きで、だけど自分の気に入らないことばかりする二人が憎くて傷付けたいのね。こういう人は救われない。そうか、だから転生しても苦しんでるのか。

    • 6
  5. ぼくの地球を守って

    122話

    第117話

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    ちょっとこのあたり、なぜ紫苑の考えが危険思想視されてしまうかがわかり辛いから、隔離した玉蘭に非難が集中しちゃうのかもね。

    前話のラストの繻子蘭と紫苑の会話からでは難しかったんだけど、地球に降りることが駄目な理由は、今いる基地に地球を支配できるだけの何か仕掛けがあるからってことだよね?

    紫苑も別にそれを使おうと思ってるわけではないし、単純に生きる為の唯一取れる選択肢として降りることを提案してるだけなんだけど、紫苑じゃなくても誰かが支配したいと思ってしまった時に、それが実現できる力があるということが問題で、だからこの惑星の法律?は地球に降りることを重罪としてるんだと思う。なんていうか、倫理的に侵略は駄目ってことなのかな。自分たちは戦争してるのにね。

    滅んだ星(全滅したんだよね?)の決まりに縛られてるとかではなくて、それは良識的なものなんだと思う。だからみんな、一度は賛成しても、冷静になると「許されない」って思うんじゃないのかな。

    生死がかかった時に良識も倫理もあるか!っていうのが紫苑なので、ここで意見が対立してしまうのは必然。しかも紫苑は自分の考えを疑わないし、どちらかというと自分の考えに従わせようとするから、尚更なんだよね。(それは玉蘭も同じだけど。)
    更には本気でする気でもないのに、基地の力を行使してもいいようなことを言っちゃう。いや、必要があれば行使する気か···だから対立しちゃうんだよね。

    でもだからと言って更生させる為に隔離して閉じ込めなんてやり過ぎで、それは玉蘭の正義感の暴走というか。ほんの少しでも危険な可能性があれば徹底的に対処するっていうのが必要なこともあるけど、この極限状態で仲間にしていいことじゃない。そんなのただ分断を生むだけで、何も解決しない。

    みんなのキィワードが揃わなければシャトルは動かせないけれど、それは一人ずつ入力して他の人には見せないってことはできないのかな。地球に降りた後に基地を遠隔操作できなければ、支配することもできないわけで(実際どうなのかよくわかんないけど)、侵略の危険性なく降りられる方法を探すっていうのはどうなんだろう?
    でも結局文明は地球よりも進んでるみたいだし、使えないことを隠して脅しには使えるからやっぱり駄目かな。結局地球には降りなかったのだしね。

    • 2
  6. フラレガール

    116話

    第58話(2/2)

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    ねえ響、人と人との間は壁作らなくてもいいんやでっていうか、作らない方がよくない?全ての人にってわけじゃないけど。
    そしておじさんの霊は祓えた?はずなのに、ママキャラは実力だったということね? 何気に教員票を稼いでる気がするわ(笑)

    多々良に関しては、美猫の関心を引きたいがために響たちを巻き込む困った人だと思ってたけど、優しい面があるのね。
    頼れない自覚がある青山に、頼らせる術を持ってる。なんだかんだいい人だわ、いたずらっ子だけど。

    • 2
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    もっと早くその話できなかったですかねって思うけど、レティが何も反応しなくなってしまってて、どうにもならなかったのかしらね。

    ヒロインを逃がしたり追いかけたり捕まえたり、そんなことしてる間にちゃんと話せばよかったんだろうけど、レティに笑顔を戻してあげたかったし、そんなレティが見たかったクラーク。
    ようやく思いが伝わってよかったね。完全に受け入れてもらうにはまだもう少しかかりそうだけど、それでも努力は実ったのだと思う。

    自由と笑顔を奪ったことをちゃんと謝られて、だけどどうしてもレティがよかったから婚約を急いだと言われて、頑なになってしまってたレティの気持ちもようやく完全に溶けたのかな。もう既にヒビは入ってたし(笑)
    手を出さなかったし、気持ちが追いつくのを待ってくれるというクラークの誠実さに、逃げ出したくなる気持ちも落ち着いたみたい。

    最後にちびレティが大好きと言った、幼い頃のクラークを思い出したのもよかった。
    でも結局兄の予想通りの行動を取ってしまってたことが判明して、なんていうかそこは悔しかったり納得がいかないのかもしれない(笑)

    • 2
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    クラークも兄もいい奴じゃん、っていう回ではあるんだけど、なんかスッキリしないというか。
    貴族社会なんて誰しも自由なんて無いのだろうし、家の名誉の為に王族に嫁ぐのも娘の義務ではあるのだろうけど。
    どうして誰もヒロインの10年をねぎらってくれないのかしら。(まあ時代というか世界観的には王太子妃になるのは名誉なことだし、その為に努力するのは当たり前なのだろうけど。)

    兄にしても妹の幸せを願ってるのは嘘ではないのだろうし、どうせ政略結婚するのなら愛してくれる相手に嫁がせたいっていうのは兄心だろうけど、次期国王の義兄になるっていう野心はあるはずだし、その為にレティを犠牲にするのは当然なんだよね?
    レティに代わって妃教育を受けてくれるわけじゃないし(兄は兄で王太子側近とかの大変なことがあったのかもしれないけど)、10年の間何かフォローしてくれたのかも怪しいし、何より逃げ出す前のレティはクラークを愛してなかった。

    それなのに滔々と正論を述べた最後に「可愛いと思ってる」っていう一言だけで、急に妹思いの兄感出されてもおばちゃんは騙されないわ。
    お前の野心を叶えてくれるのはレティなんだから、10年の努力と忍耐にまずは感謝したらどうかしら。そしてねぎらってあげてよ。少しはレティの溜飲が下がるかもしれないから。

    でも、クラークの気持ちはレティに伝わりかけてたから、兄のおかげで駄目押しになった気はする。
    高位貴族の娘の義務として王家に嫁入りさせるんじゃなくて、出会った頃の可愛らしいレティと結婚したかったのね。そして自我を押し込めてるレティを解放してあげたかったと。

    • 3
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    まず最初に聞くことそこ?っていうクラークは、どこまでが本性なんだろう···死ぬ程心配したのは本当だろうけど、わりとすぐにテヘってなっちゃうよね。
    まあ、だからあんまりシリアスになりすぎなくていいんだろうけど。

    なんとなく、クラークに助けられたレティが恋心に気付く、みたいな展開を予想してたから、誘◯の事情も誘◯犯たちのキャラも可笑しかったけど、まだクラークから逃げ出そうとしてたことにびっくりした(笑)

    誘◯は想定してなかったから遅れをとってしまったけど、それでもこの早さで追いついてきた。もうそろそろクラークの愛情(もとい執着)の強さを認めて、絶対に逃げられないと悟った方がいいわ。

    • 2
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    いやもう、また強烈な···
    王族っていうのはどこの国もヤバい奴しかいないの?
    それともヨーロッパみたいにどの国もみんな血が繋がってて、似たような気質になっちゃうの??

    とはいえ、このままでは外交問題(どころか?だよね)まっしぐらで、レティはなんとかしてあげたいんだよね?
    でももう王子が追ってきてるから、あんまり時間の猶予はない···

    ところでマリアは元隣国の伯爵令嬢だったのね。
    母親の実家に戻ってるということだったけど、王宮の侍女ということは実家はそこまで身分が高いわけじゃないのか。大貴族の出身なら出仕なんてしないもんね?

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