ウィルがちゃんと自分の弱さと向き合った結果、目を背けていたもの全てを受け止め、ヒロインにしてしまったこと、自分がすべきなのにしてこなかったことを、ちゃんとヒロインに話せて詫びることができた。
その上での、罪悪感からでも、一目惚れだけでもない気持ちを伝えることに意味がある。本心からの愛してるを言えてよかったわ。
ウィルはヒロインと出会わなければ、ヒロインと向き合いたいと思わなかっただろうし、その為に記憶喪失になることもなかった。結果として本当の愛を知り、過去のトラウマを乗り越えることができて、ちゃんと幸せを掴むことができたんだと思う。だからヒロインには感謝してほしいわね?
ヒロインは気持ちを自覚してから、恐らく欲しくてたまらなかったであろうウィルの気持ちをもらえてよかった。(元婚約者への思いが恋愛感情?ではなかったこともわかってよかった。おばちゃんが。)
そしてようやく伝えたかった自分の気持ちも伝えられた。
めでたしめでたしだわ。もうこの後ずっと幸せな話だけで終わってほしい(笑)
ところで前話でヒロインが、放置を詫びるウィルに必要な一年だったと返してたけど、そんなことないと思うわ。
確かに全てがここに辿り着くために必要なことだったようには思えるけど、ウィルが温かく接してくれてても、ウィルに見合う自分になりたくて頑張ったと思うから、ウィルが放置してよかったにはしなくていいんだよ(笑)
でも、エルサとの時間はこんなに取れなかったかもしれなくて、エルサや他の使用人たちとの絆はここまでにはならなかったかもしれない。結果としてここまで強くはなれなかったかもしれないから、それはよかったのかな。
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記憶喪失の侯爵様に溺愛されています これは偽りの幸福ですか?
050話
第21話 安心できる居場所(3)