ハツミは父の失踪について、何らか大蛇と関わりがあると思ってるんだろうな。父の罪は知らないままなのか、何か感付いてたのか。
でも、ミヨの額の傷の原因でもある子なのに悪びれてもいないから、性根の悪さなのかミヨへの敵意なのかをイナは感じ取ったのかもしれない。
対して僧侶には懐いたので僧侶は善良ということなのだろうけど、ミヨの弟に対しても懐かないのを見るとそれだけではなさそう。何を嗅ぎ分けたのかしら。
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ハツミは父の失踪について、何らか大蛇と関わりがあると思ってるんだろうな。父の罪は知らないままなのか、何か感付いてたのか。
でも、ミヨの額の傷の原因でもある子なのに悪びれてもいないから、性根の悪さなのかミヨへの敵意なのかをイナは感じ取ったのかもしれない。
対して僧侶には懐いたので僧侶は善良ということなのだろうけど、ミヨの弟に対しても懐かないのを見るとそれだけではなさそう。何を嗅ぎ分けたのかしら。
普通の感覚で読んだらいけないんだろうけど、母と弟がイナに対して全く拒否反応がなくてよかったわ。
時太郎の方は蛇として生きていくのだろうから、あの姿で問題なさそうだけど、イナは見た目がほぼ人なのでいろいろ心配。大蛇の留守に何もなければいいけど···
ずっとすごい世界観だと思って読んできたけど、大蛇との子供を連れて里帰りするとは思わなかった(笑)
村人も大蛇を恐れてはいるけど喋ることは当然のように受け止めてるし、大蛇との子供についても気味悪がりこそすれ、絶対にありえないみたいな感じでもない。
そしてやっぱり父親の冤罪の真犯人である徳郎の失踪については、大蛇に関連付けられてるのか。まあ時期的に疑われても仕方ないんだよね···
この物語がどこに向かうのかは全然わからないけど、大蛇が人を喰ったりする以上、最後は人間たちに迫害されるとか退治されるみたいなことにならないか心配。
レオーネが最高すぎるし、イケメンすぎるな(笑)
いやベルトルドももちろんイケメンなんだけど、一人で抱え込み過ぎだし、なんていうか正しすぎるし、自分に厳し過ぎて心配になる。
レオーネに救われてほしいぞ。
年齢の割には、凄絶な体験をしたにもかかわらずわりとしっかりしてると思ったけれど、チビ殿下はやっぱり子供だな。でもそれも無理もなくて、どんなに説明されてもこの年齢では飲み込むのは難しいし、こうなっちゃうよねぇ。
でもここでもレオーネはちゃんと向き合うのね。
子供向けの説明で済ませることもあしらうこともできたのに、きちんと王太子として扱い、言うべきことを伝えた。子供相手なのでヘタは打ったかもしれないけど、こういうことの積み重ねは大事なんじゃないのかな。ここで子供騙しをしては後々彼に信用されることはないだろう。自分に真剣に向き合ってくれる相手かどうかは子供はよくわかってるから。
隣にみすず達が居るのわかってるのに、激しいのはちょっと(笑)
しかし御影の煩悩との葛藤がおかしい。
そして洗面所でアイスって、広縁的なのはない部屋だったのかい···
みすず達はお決まりの展開だけど、英二の遠距離彼女はやっぱり居なかったんだね。しかし架空ではなく、一年かぶってるてのはちょっとびっくり。(まあそれすらも事実なのかはわからんけども)
みすずも御影も思うところはあって当然なんだけど、だからといって踏み込んだり正論で諭したりしないところは好印象。親友とはいえ全てをわかってるわけではないからね。
英二の方はあんりに気持ちがないと思ってるから現状維持するのはわかるんだけど、あんりの方は本当にその気はないのかな。英二に彼女が居ると思ってるからってことはないんだろうか。
みすずは知らないからねって、バラすつもりなの?
だとしても、仕事で来てて部屋隣とかだったらないわな···
なかなか前途多難そうなのに、ミヨが前向きというか親として絶望してなくてよかった。
しかし残ってしまったあの僧侶も含めて、この先一体どうなってしまうのか。
ますます村人達とは交流が難しくなるだろうし、この二人の子供が問題を起こすのは時間の問題だろうし。
姿は人間のようでもそうではないのね···
大蛇に嫁いだ娘
060話
第23話 冬の里帰り(3)/あとがき