かに座の7月生まれ⭐🌙さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全36件

  1. 評価:5.000 5.0

    この作品を世に出した勇気がすごい

    テーマがなかなかデリケートなだけに、作者さんも出版社も内容を相当検討したのでは?
    手帳を交付されるほどではないけれど、生まれ持った'他人と違うもの'のために悩んだり傷ついたりしてきた瑠璃子と神田先生。ふたりが出会って交流する中で自分への向き合い方を見つけていくプロセスの描写がとても良いです。ふたりは根っこのところで似ているのかも。だからお互いに放っておけないのかなぁと思います。
    それにしても瑠璃子の成長には驚きです!神田先生だけでなく白河先生にまで気付きを与えてしまうなんて、とても高校生には思えません。
    瑠璃子と神田先生関係性がどう変化して行くのか、これからの展開が気になって仕方ないです。最後まで読みたくなります。

    瑠璃子の'他人と違うもの'を中心に様々な意見が出ているようです。どれが正しいなんてないのかもしれません。読者みんながいろいろな意見を出して議論を深めることに意義があるんじゃないかなと思います。作者さんの真意もそこにあるのかもしれません…

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    こんなヒロイン初めて

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    ギフト券がきっかけで読ませていただいてます😊

    いま話題の薬屋のくノ一版かなぁと思いきや、父親の悪評と父譲りの外見で怖がられてるけど友達がほしくてたまらない寂しがり屋で、でも超絶暗殺スキルの持ち主でめちゃくちゃ強くて…とヒロインが面白すぎです!
    そもそも、目の下にくま?ができてるヒロインですって!?と思ったら青年漫画なんですね💦なんか納得というか…😅

    お父さんもかなり個性的ですね。いちおう悪徳高級官僚となっているけど、実はなんとか山の金さんみたいな人で世直しのために花鈴を送り込んだのかなぁと勝手に想像してます😌

    イッツ・ア・なんとかワールド的な平和な日常を望んでいる花鈴ですが、本人の意思とは裏腹に後宮でどんな陰謀に巻き込まれてどんな活躍をするか楽しみです。
    それよりもまず、お友達できるといいですね!最初のお友達は…、まさかの皇帝陛下だったりして…!?ちょっと期待しちゃう😊

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    アイビーを想うビフィスが愛おしい

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    古代エジプトが舞台という珍しさと作画の美しさに惹かれて読み始めました。

    アイビーへのビフィスの一途な愛が最高です。オレ様系なのに、何でもするから一緒にいてほしいと愛を乞う姿とのギャップにはアイビーでなくても胸キュン💕のはず。ひとつひとつの言動に込められたアイビーへの愛がひしひしと伝わって来るようです。
    そしてアイビーが歴史を元に戻そうとすればするほど悪い方向へ進んでしまい、明らかに彼女が怪しまれる状況なのに疑うどころか守ろうとするビフィス。揺るぎない愛がすご過ぎる…!💦
    黄金のヘビの腕輪の力で現代と古代エジプトを行き来するアイビー。彼女が現代に戻される度に引き離されるふたりの姿に私の心も引き千切られる思いです😭
    ラムセス2世(ビフィス)が残した大建築群が三千年後の愛する女性へのメッセージだったという設定にはフィクションと分かりつつも泣かされます😭
    気になるエンディングは、歴史事故の復旧とハピエンが上手く両立していてお見事です👍やっぱりビフィスは有言実行の人だった、感動👏😭
    ストーリーに加えて作画も素晴らしく、特に各話の扉絵がどれも美麗で毎回の楽しみです。男性陣のイケメン度が高いのもおすすめポイントで、私のイチオシはリタハ様😍あの神がかった中性的な美しさはため息ものです✨💕

    古代エジプト史に詳しい方にとっては突っ込みどころがあったり、ラムセス2世の人物設定に不満かもしれません。しかし、古代エジプトに興味を持つきっかけになれば…と私は思います。
    私は早速古代エジプトの本を読み始めましたし、いつかエジプトにも行ってみたいなぁと思っています😊

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    ゾクゾクするスリル感が満載

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    極悪商人ザカリーの駒として、意に反する形でキャンプス家に嫁がされたジュディ。
    強権的な父の命令で、恋人がいるのにジュディと結婚させられたレナード。
    ザカリーの欲のために利用されてきた使用人や職人たち。
    いやはや、ザカリーの周りはさながら復讐見込客の大合唱ですね💦 こんな経営者が本当にいたら怖いです…😵

    そんな中、敵地へ単身乗り込むジュディの凛とした姿と強い眼差しに釘付けです!彼女の意志の強さが表れているなぁと思います。
    また、きつく当たるダイアンや厳しい態度の伯爵夫人を復讐という共通項を持ち出して説得し、味方につけていく交渉術が素晴らしい!最初の頃は上手く行かなくてハラハラしていたものの、伯爵夫人宅へ商談に行く頃はテクニックも度胸もついていてワクワクに変わっていました😊
    ザカリーとの対決も緊張感が心地よく、読み応えがありました。この頃からザカリーを掌の上で転がすような感じになってきて面白いです。

    38話読了の段階でジュディは無事に離婚し、恋人ウォルターと法人を設立したところ。
    キャンプスの従業員たちを守りながらのザカリーへの復讐、これから楽しみです。
    でも、被害者でもあったレナードはさすがにちょっと気の毒なので(改心しかけてたし…)、ソフトランディングだといいなぁ

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    めちゃくちゃ癒されてます

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    難しいこと考えずに読んで、クスッとしてキュンとして癒される作品です。

    いやいやそれは…💦という設定も、これぞフィクションの醍醐味!と思って読んでます。

    イケメンな大人レンとかわいいちびレン、確かにどちらもおいしくて癒されます💕
    特にちびレンのかわいい仕草の表現が秀逸です。壱乃先生、子供を描かせたら天才ですね!

    脇役に悪い人がいないので、リラックスして読める安心感もあります。
    元彼は悪さが中途半端でちびレンにマウント取られっぱなしだし、普通なら意地悪キャラ設定になる元彼の婚約者は女神様✨のように素敵過ぎるし、ケント君はあれだし…💦

    また、作品の所々に描きこまれている看板や名称、おまけのお話に壱乃先生の遊び心が感じられて、クスッと笑わせてもらってます。こういう感覚大好きです😊

    心の琴線に触れる作品を読んで強く心を揺さぶられるのも良いですが、肩肘張らずリラックスして読んで元気をもらえる作品も良いな、私には必要だなと改めて思いました。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    わかりやすいストーリーと美しい作画

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    命がけの治癒の成果をアリアンに横取りされたことでルーアが復讐を誓うことから始まるストーリー。
    いろいろな意味で対比が際立つ作品だなぁと思います。

    自己犠牲を厭わないルーアと彼女を利用しつくす悪どいアリアンは光と闇のよう。
    治療後のルーアの痛々しさにはひどく心が痛みますし😥、テンション高いぶりっ子悪女のアリアンには気分が悪くなります😣ぶりっ子もここまで来るとギャグですね…💦

    アリアンの手柄横取りで始まるシリアスなドロドロ復讐劇とルーアに協力者スウェン王子が現れてからの甘々ストーリーの対比も雰囲気が違い過ぎてまるで別の作品のよう。個人的にはうれしい誤算です😊

    さて、アリアンの悪事の裏には何かを企んでいる大神官がいて、そこにルーアの両親と弟の死もか関わっていそうで、ミステリーの要素もあってなかなか面白いです。

    そして、カラー画がとても美しいです✨
    ルーアとスウェンの場面で特にそう感じるのは贔屓目だからでしょうかね?😅 (実はルーアが花ではなく🍓と一緒に描かれてる場面が何気に好きです💕)
    アリアンの小憎たらしさも良く描かれていると思います。

    ストーリーの方はルーアとスウェンの恋の行方やアリアンのご退場場面が気になりますのでまだまだお付き合いします☺️ルーア、スウェンと幸せになって!

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    作風と世界観が心地よいです

    いろいろな人生を背負った人々の生き様を見せていただける作品だなというのが率直な感想です。

    読み進んでいくに連れて◯び◯子ちゃんを読んでいるような気がしてきました。
    それは画風だったり、出来事を淡々と冷静に描くかと思ったらキツイ仕事を時にギャグを交えて描くスタイルだったり、ヒロインに毒を吐かせてみたりといったところ。

    もしもこういうスタイルでさらっと描かなかったらすごく重苦しくなっていたでしょう。
    それくらい終末医療や介護の現場は心が折れそうになるような大変な仕事だと思います。(私には無理だなぁ…。)
    逆にこういうお仕事だからこそ◯ちゃん風に物事を見るようにもなるのかなとも思います。

    なんだか大人になった◯ちゃんが看護師になってターミナルで働いている作品を読んでいるような気持ちになります。「◯ちゃんのナース日記」とか。
    作者さんも出版社も違うんですけどね。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    タイトルがダサいけど作品は面白い

    探偵モノや刑事・警察モノが好きなので読んでいて楽しいです。
    画が少し古風な感じがするものの、とても丁寧に描かれていて好きです。人物の描き分けも上手です、特に男性。

    ストーリーでは登場人物が魅力的です。
    まずヒロインのルイーズが好印象。探偵として超優秀なだけでなく自分をしっかり持っていて性格も良くて。
    依頼主のボーヴォワール夫人は何やら訳ありだけど情が深くて優しくて上司として素晴らしい。
    夫人の甥ステファンは金髪碧眼の正統派イケメンで眼福もの✨ ちょっと抜け感があるところがよき。ルイーズとはいいコンビになりそう👍
    調査対象者たちもいろいろと個性的で素性が暴かれれるのが楽しみです。

    ひとりの調査あたり2〜3話でテンポ良く進むのもストレスなくて良いです。
    再婚相手候補の身辺調査ってことになっている依頼、夫人や身内のセリフからは裏がありそう。復讐か何かでしょうか?ルイーズはどうなる?ステファンとLOVE💕とかあるのかな?すごく気になるので最後まで読むつもりです😊

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    友情がパラレルワールドを作り出した?

    未来の自分からの手紙。
    過去に干渉して未来を変えたら子供が可哀想、子供の存在を犠牲にしてまですること?と最初は思いました。

    でも、化学?の先生がパラレルワールドの話をする回を読んで、ちょっとそれについて調べて考えが変わりました。

    未来が変わってもそれは枝分かれしてパラレルワールドができただけで、手紙を送った10年後の世界は何も変わらず存在し続ける。たとえ現状は変わらなくても翔がせめてパラレルワールドの中で生きていてほしいと菜穂は願ったんじゃないかなと。
    詭弁に思えるでしょうか?私はそう考えたらなんか納得できちゃいました。

    高校生の菜穂にはすごく共感しました。未来の自分の気持ちを受け止めて勇気を出して翔に対して行動しようとする、でも迷いが出てできない。そんなことの繰り返し。すごくわかる。等身大の高校生として描かれ成長していく姿に昔の自分を見た気がします。

    また、みんなの高校生らしい何気ない会話や行動の中に翔を思う気持ちがすごく感じられます。まるでみんな"知って"いるんじゃないかってくらいに。これはストーリー全体を通して感じられて印象的です。

    この作品を読んで、高校のときの友情って素敵だし特別だなぁと改めて思いました。ストーリーが甘酸っぱくて切ないだけにいろんな想いが心の中を駆け巡りました。
    未来を変えることの賛否は別としてぜひ読んでほしいです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    出会いがあの名作みたいで素敵

    絵柄が可愛らしくて読み始めたところ、一気に引き込まれてしまいました。ロザリンデとアレクサンダーの出会いが源氏物語の桐壺と帝のそれを連想させたからです。メロドラマっぽい出会いですけど私は好きです😊🫶

    いいなと思ったのはふたりの心の動きが丁寧に描かれているところです。とりわけ出会った日の夜、別の場所で同じ月を見ているシーンがお気に入りです。ここから素直で健気でかわいいロザリンデがアレクサンダーの氷の鎧を溶かして彼の心の拠り所になっていく様が素敵です。そしてアレクサンダーの激変がすごいです。氷のように冷たい皇帝はどこに行ってしまったのでしょう?恋の力ってすごい💦

    この作品は恋愛に加えて子育ての要素もあってそれが同時進行していく構成で、新しい視点のストーリーだなと思います。ただ、再会後のふたりがアレックス優先でラブラブなシーンがあまりないのが読者としてはちょっと残念。子供が生まれるとどうしても恋人から親になってしまうのはどこでも同じなのかぁと苦笑😅ないものねだりですね…

    さて、無事にアレックスとともにお城に戻って来たロザリンデ、極悪な皇太后と宰相に打ち勝って幸せな生活を手に入れられるでしょうか?心配です🤨改革派と保守派の政治的争いも絡んでハラハラ・ドキドキの展開になりそうで目が離せません。

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