かに座の7月生まれ⭐🌙さんの投稿一覧

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31 - 37件目/全37件
  1. 評価:5.000 5.0

    何度も読み返してしまう感動作品✨

    年齢逆転物のひとつですが他とは明らかに違います!

    まず、ララとアリステア両方の視点から語られ、更に現在に至るまでの二人の子供時代、師弟関係時代、ララ後のアリステアの各エピソードが二人の回想や夢という形で時間の流れとは関係なく遡って語られます。
    これだけ複雑な作りだと混乱しそうですが、そうならないのは各エピソードが丁寧に作られているのと二人の師であるルトフェルがほとんどのエピソードに登場して繋ぎの役割をしているからかなと思います。

    また、ララを失った後のアリステアの喪失感や苦悩、その後の行動がとても丁寧に描かれています。読んでいるうちに親戚のおばさんの様な気持ちになり、彼のララへの一途さに涙する読者は多いのではないでしょうか。
    だからこそ、人間に戻ったララとの再会の場面や馬車の中で心を通わせた場面はこの上なく美しく尊いものに感じられて来るのです。
    それに石像時代を含めたララへのちょっと異常な行動が炎上せずさらっとスルーできてしまうのもこの丁寧さにあるのかもしれません💦
    こんな素晴らしいストーリーを生んだ原作者氏の手腕には脱帽ですし、この作品に出会えて感謝しています。

    また、作画も上手というだけでなく登場人物の内面が良く表現されていて説得力があります。
    例えばララの優しさと愛情深さ、アリステアの生意気で傲慢な美少年ぶりと大人になってからの悟りを開いたかのような穏やかさかつ色気漂う美しさなどが画から良く伝わって来ます。
    人物の描き分けも適切ですし、作画者氏は力のある方なのでしょう。

    色々な作品を読むと原作は良いが作画が残念、またはその逆ということがありますが、良く構成された原作と説得力のある作画が出会うとこんな良い作品になるんだと感動しました。何度も何度も読み返しては涙しています😭
    これを書いている時点でまだ完結していませんが、最後まで「執事長目線で😊」二人の物語を見守り伴走して行きたいと思います。
    長文失礼いたしました。

    • 13
  2. 評価:5.000 5.0

    毎日無料分最終話までの感想👍

    唐の詩人・李白と同名の登場人物がいるので、その頃の中国を舞台にしたと思われる推理物です。

    1つの事件が数話で(いちおう)完結するので読みやすいです。でもそれぞれの事件がどこかでつながっていて大きなうねりになりそうな予感があり大円団が楽しみです。

    また、事件に関わった人々の置かれた状況や心情が丁寧に描かれているので、事件の真相が明らかになるにつれ共感する読者も多いと思います。

    ただの推理物ではなく、主人公の猫猫と壬氏の出生の秘密的なものや、読者を軽く焦らすようになかなか進まないふたりの恋(?)の行方などもからめて素直に楽しめます。
    当時の大陸の政治経済的なことや宮廷の内情、妓女を取り巻く状況などもさらっとですが描かれているのが面白いです。

    話の展開に無理がなく、(あのふたりの恋バナを除いて)ダラダラと引き延ばすこともなくよいテンポで進みますし、画も老若男女に受け入れられる画風ですのでおすすめです😊

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    天使の初恋から美青年の純愛へ

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    タイトルとあらすじから、助けたイケメンとのよくある恋愛物と想像していました。
    しかし、少年時代のルークのかわいさ、純真さが格別でヒロインと一緒に心を奪われてしまいました。
    私にも息子がいますが母親からすると(特に幼いときの)息子はとてつもなくかわいいものです。父親からすると娘がそうらしいですが。
    いずれは元の世界に戻ることになると分かりその準備をしつつルークにそのことを伝えるサラ。最後に少しずつ消えていくシーンがとてもつらかったです。不治の病に侵されて幼い子供を置いてこの世を去る親の気持ちになりました。
    それから3年(ルークの世界では15年)、再びサラは戻ってきて偶然ルークに再会。ルークはずっとサラ一筋で待っていたなんて素敵過ぎです。
    サラにとってルークは息子か弟のような存在で、いきなり年上の男性として現れて戸惑っているようてすが、素敵なラブストーリーになりそうで期待しています。
    最後に、「恩返し」というと個人的にはなんとなく代償というイメージを持ってしまいます。ルークのサラへの気持ちは助けてくれたことへの代償ではなく、淡い初恋が本物の愛に昇華したものと思いたいです。きっとそうです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    叙事詩とも言うべき大作

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    親の意向で男子として育てられた女性の物語と解説を読んで、まずベルばらを思い浮かべました。
    でもこのストーリーは身分を失いどん底に落ちたところから始まります。
    王太子という立場を失い、母からも普通の女性として生きるよう言い残されても尚、人々のために力を尽くしたいという気持ちをエドナは持ち続けます。ノブリス・オブリージュの手本とも言うべきもので、これは彼女の素質に加えて母のセシル妃の教育の賜物でしょう。
    エドナの強い思いは、乱暴者と噂され最初こそ彼女に手荒な真似をした夫の気持ちや行動をも次第に変えていきます。その過程も素晴らしいです。
    それからふたりが手を取り合ってどんなことを成し遂げていくのか、楽しみに読み進めていきます。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    転生物+医療系でしょうか

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    転生物で性格も変わるんですね。一度目の人生の記憶を持ちながら2度目の人生の性格でバリバリの才女が一度目の人生をやり直すお話。
    舞台のモチーフは19世紀後半〜20世紀初頭のヨーロッパでしょうか?Nightingale(カタカナ表記にしたらNGワードに引っかかってしまったので英語にしました💦)が活躍した時代ですね。
    エリーゼのやり直しの人生がどうなるか、楽しみです。

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  6. 評価:5.000 5.0

    漫画で学ぶ犬のしつけ方&主人公成長物語?

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    これから犬を飼いたい方の参考になりそうな話ですね。
    天才トレーナーさんすごいんだけど、天才って変わり者が多いのでしょうか?
    主人公だけでなくトレーナーも変わっていく姿が見たいです。

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  7. 評価:5.000 5.0

    ためになる、かも

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    自分もいつどんなトラブルに巻き込まれるか分からないので、疑似体験しているような気持ちになりました。
    主人公の弁護士はいい加減そうでやるべきことはきちっとやっている印象です。パラリーガルの方との掛け合いが楽しいです。

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