5.0
名作
オスカル・フランソワドジャルジェは
「男装の麗人」
この言葉が最も似合うキャラクターなのではないでしょうか。
フランス革命を舞台に、オスカル、アンドレ、
そして実在した悲劇の王妃、マリーアントワネット
そのマリーアントワネットを生涯愛した
こちらも実在した
ハンスアクセルフォンフェルゼン。
この4人の世界観、泣けてくるのです。
女性として、軍人として、そして貴族として
自らの信念に忠実に生き、そして「薔薇」のように
散っていったオスカルの生き様には
涙無くして読めません。
愛蔵版を持っていましたが
手放してしまった事を後悔しています。
良い作品は何年、何十年経っても、良いです。
この作品を世に生み出してくれた
池田理代子先生に敬意を表し
この作品の世界観を堪能したいと想います。
是非、若い世代の方達に読んで頂きたい。
そう想わせる作品なのです。
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ベルサイユのばら