5.0
続きが気になる!
まず絵が綺麗だったので読ませて貰っています。
他の方の感想にもありますが、ヒロインの性格がちょっとわがままというところですが、前半だけです。前半のわがままな性格も、ちょっと当たりがきついところも、後半に進むに連れて救われます。この前半の当たりが強いところが後半で領主の妻、主としての気品だったり高潔さ威厳といった気高さに感じます。
また努力や改革によって彼女がわがままから強い女性になっていく姿がかっこよくもあります。
そして回帰、転生を題材にした作品なのかなと思たったら、ただの転生ものではなかったです。
前半で起こる侍女とのトラブルや、ヒロイン自身が起こす改革(レース作りやろうそく彫刻)、本人の性格や過去()のことが60話前後くらいから徐々に報われ始めます。そしてある1話で全ての努力や困難が報われます。
回帰、転生を題材にした作品というよりも、幼少で結婚させられたわがままだった伯爵夫人が一領地の母となる、そして一国を救うまでを描く壮大な物語なように感じました。
- 1
結婚商売