ランの商才。
一時的なものよりも長期にわたって取引が続くよう、win-winの落とし所を即座に提案できるところ、目先の欲に飛びつかないところ、好感。
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ランの商才。
一時的なものよりも長期にわたって取引が続くよう、win-winの落とし所を即座に提案できるところ、目先の欲に飛びつかないところ、好感。
イルミニティ伯爵とランのこと、これ以上の調査不要と判断したユスタフ。
根底にはランへの信頼があるのかなと。
ランも緑影のことなにも言わなかった。
不思議な信頼関係ですね。
血のつながりがないとはいえ、姉弟と思うので随分不道徳に感じられる描写もありますが^^;
こういう設定が「イイ」のでしょうね…
ランの抱えている問題の多さに私も「うっ…」となりました。
整理してひとつずつクリアにしていくには、ユスタフに秘密にするのではなく協力を仰ぐほうが早いのではと思ってしまいます。
なぜそこまで秘密裏にことを進めようとするのでしょう?
イルミニティ家の娘さん、元気になれたようでよかったですね。それは恩義に感じてちょっとくらい『ヤバい』こともしてくださることでしょう。
そして、ランの世界での『ピクニック』の定義がわたくしのそれとは少し違うようで(子供の頃の定義から変化なかったから(^.^;)。
皇太子の酷さが笑えるほど。
将来こんなポンコツをトップとして戴く国家が気の毒。
ラチアは王都から遠く離れた北限の地で良かったねと(^.^;
『素をみせられる』関係って実はいちばん大切。
深いことサラッと。
惜しいですね。悔しいです。
ステラは「大事な妹」!
なんてこった、ステラさんの受けた衝撃たるや(いえ、実は私も驚きましたが^^;)。
かたやサクサク仕事を進める新妻。素晴らしい。
「遠い親戚」でカタがついてしまうって凄いなぁ(怖い)。
家系図とか、血統書的なものとか…なかったのか…。
そう考えると、日本の戸籍制度って素晴らしいと思うわ。
ま、それがない国だからマルソーががんばってなんとかなったってことか…。
暗号をすぐにランにも理解できるよう書きとるユスタフ、有能!
もとが暗号なので他人の手に渡らないよう、読んだのち燃やすのも理解できるけど、ランは「うっかり」火に近づけてしまったような描写でした。
ユスタフの青炎のコントロール具合はここでわかったので、のちのエピソードでどのように生きるか楽しみですね。
第二王子との関わりは慎重に…と、ハラハラしながら読みました。
腹の探り合いを「人づきあい」というのは、わかってはいたんですけどもね。
若干20歳前後のユスタフやランにその才覚は充分にあるようですけどもね。そのまわりの同年代の人たちも。
しかしながら、子や孫が居るくらい、長く生きているはずの人たちがわりと浅慮に感じられてしまうのはなんなのか、釈然としない思いがいたします。
緑陰の冠
045話
第45話