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手塚治虫漫画賞受賞作品なので大人買いしてみました。現実感アリアリの50代。夫の急病、介護生活、姑コトメと雁字搦めに自分で追い込んでしまうゆりあさん。「父の言葉」は呪いでもあり、彼女の人生の芯にもなっている。それがあるから自分を見失わずに生きていける。そんな彼女だから周りから愛されるのだ。
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手塚治虫漫画賞受賞作品なので大人買いしてみました。現実感アリアリの50代。夫の急病、介護生活、姑コトメと雁字搦めに自分で追い込んでしまうゆりあさん。「父の言葉」は呪いでもあり、彼女の人生の芯にもなっている。それがあるから自分を見失わずに生きていける。そんな彼女だから周りから愛されるのだ。
わかりすぎるほどわかる…。10年くらい前に通りすぎてきた場所だったな。私は子供たちに「離婚したい」って言ったことは無かったけど、夫に期待することはやめた。だって、他人を変えることより自分が変わる方が簡単だから。期待しなければ裏切られないし傷つかない。そう思って夫の浮気疑惑も見ないふりした。協力しなければどうにもならなかった夫の両親の介護を経て、そこを通り抜けたような気がする。今でも夫婦してる。これで良かったのかまだわからない。
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ゆりあ先生の赤い糸