蛇結茨さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全152件
  1. 評価:5.000 5.0

    感情を押し殺して生きるという苦行

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    シャルロッテ・マロー公爵令嬢は、セオドア・リベラ第一王子から、物語冒頭で密室婚約破棄をされてますw
    まぁ、これが王家かと疑いたくなる酷い男…酷い男王太子妃や王妃ともなれば、元々感情なんてそんな大っぴらに出せない立場になるのに、それが出来ないからと、母親の形見の香水の香りまで貶して、一方的に悪態を吐き続ける…愚王や暴君の未来しか見えないセオドアと、身分違いに浮かれ切った平民の娘ヴァローナはお似合いの盲目カップルに見える
    一つ下の弟王子は公爵令嬢と婚約し、後ろ盾も盤石…対して笑わない泣かないという理由だけで、公爵の後ろ盾を棒に振った事にも気がつかない兄王子…シャルロッテは自分を正妃にヴェローナを側妃にしては?と、愛されなくても国に身を捧げる覚悟を持った清廉な言葉をかけるも、その返事はコップの水をひっかけられるというもので…この国の行末が、ドロドロに溶けて地に落ちたのが見て取れる(ざまぁに期待w)
    まぁ、セオドアがもう少しズル賢ければ、シャルロッテはお飾り王妃として仕事させられ、裏では側妃に誹られ、王からは愛されない不遇の生贄というか最早王家のD隷の人生を送る羽目になって、しかもその間どんなに辛くても感情を揺るがせにし、ストレス解消も出来ない地獄に貶められるところだった事を考えると…彼女の価値や聡明さをわからないくらいおバカで良かったと…言えなくもない
    ヴェローナがどんなだかわからないけれど、後ろ盾のない人が後宮でどんな扱いを受けるか、またその結果どう害悪され、セオドアを追い詰めるかも見ものだと思う
    何より隣国のシェルトン王国は不毛の地を守りながら、魔物を食い止めてくれてるのに、それに報いていなかったの?っていう驚きはありつつ、温和なリベラに居たらなんの感情も表せないという、その時点での苦行を、シャルロッテがきちんと『解った』イベントである婚約破棄から、転移魔法でシェルトン王国へ行くための一瞬の登城で最後の最後まで嫌味言いに来る愚か王子に優雅に言い返したシャルロッテは恐ろしい、けど美しくて…そんな彼女が母から受け継いだ『感情が天候に影響を与えらる』という特殊能力で、アズール・シェルトン国王と不毛の大地を肥沃な幸せな国に導いていきそうなハピエンフラグ満載の3話まで読みました♪
    面白そう♡楽しみに読みたいと思います!
    作者様方素敵な作品ありがとうございます♡応援してます!

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    最後は次世代がスタートしそうなハッピエン

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    もう野暮なこと言わないから、見て!
    面白いよ!
    リーズは一生懸命で可愛いけど、ドジっ子というよりしっかりと周りを見て動ける良い子だし
    クロードはゲーム開始前だからなのか、憎まれ口ききつつもリーズに絆されていく様はなかなかに可愛らしい
    でも、解せないのは幼少期早々に推しだったアーロンからクロードに乗り換える感じのとこ。。。確かにクロードのメイドにはなったんだけど、関わりを見るに、リーズが惚れる?惹かれる?要素がよくわからなかった。
    学園が始まってからの騒動はなかなか大変で、貴族的な政争もあり、知己計略を巡らせる展開はドキドキもあり、何よりクロードの人生がゲームに比べて天と地ほどの差で豊かに幸せになってて、それと比例してリーズも幸せに…はなってないんだけど、だってちゃんとメイドとして一線引いてるから。そこはリーズの良いとこで、クロードが勇気を出しきれなかったところ。
    オーロラ姫との悲喜交交は、そんな2人のカンフル剤!とうとう絆されたのはリーズの方で、丁々発止も楽しいけどいい加減焦れますw
    そして、主役はオーロラとその義母である皇妃にうつり、隣国を部隊に手に汗握る攻防、怪我したり、悲しい別れもあるけれど、大団円なのではないかしら?
    ちゃんと結婚式、初夜、そして子供たち…私の大好きなファミリーハッピーエンドです♡
    子供達も顔が良い!第二弾が始まりそうな予感がする終わり方でした♪100話越えの読み応えバッチリな良作です!おすすめー♪
    作者様方、とっても面白かったですー完結ありがとうございました♡

    • 6
  3. 評価:5.000 5.0

    溺愛ラブコメディ、もふもふを添えて♡

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    メロディア・ノノワールは騎士団で魔法兵として働く天涯孤独な少女。そんな彼女の18歳の誕生日の夜、まさかのお外で狼に変身してしまった!彼女は狼に変身できない「紛い物」のルー・ガルーの両親から産まれた変身獣人だった!真の姿が目覚めた事で魔法の力も強まり、奇跡の回復魔法で人助けした結果、聖女として他の騎士団から引き抜かれそうになるメロディア…そんな時、亡き両親の手紙にもあったフェンリル家私設騎士隊隊長で公爵であるディートリッヒ・デ・モーリスから誘いを受け、幼い頃の思い出のフルモッフ似の大型犬(っていうか狼でもなくフェンリル設定でよろしいのね?)と出会い頭に抱きついてプロポーズとも言える言葉をお互い言い合って…って一巻の半分だけど、情報過多な上で、めちゃくちゃワクワクさせてくれますよねー!伏線の散りばめ方がなかなか小憎い上に回収も鮮やかで、ディートリヒと弟のギルバートの会話とかメロディアの心の声とかコミカルで笑えるし、家族的な愛を注いでくれるミリー隊長や氷結王なのに甥っ子大好きキャラ崩壊おじさんも、ほんまに出てくるキャラクターみんなが個性豊かで面白くて可愛くてカッコよくて、何より犬(正しくはフェンリル)姿なのにスパダリの権化で息するみたいにメロディアを甘やかして蕩けさせるディートリヒが素敵すぎる♡♡♡3巻の人に戻ったディートリヒがまた素敵だからぜひ見てほしい!!!
    としていろんな要素がてんこ盛りに詰まってて、推しに推せます‼︎ハピエン厨としては、悪役も、悪い存在ではあってもどこかで救済されてほしいという気持ちがあったりしているので…狼魔女が、三角関係を千年拗らせた陰湿犯罪者でもです。。。ただ、令嬢と一緒に無くなった宝石や銀器などがどこに消えたのか?とか、結局呪いの正体を見てからも狼魔女の餌食になった人はなんで戻ってこなかったのか?とか、気になる部分はあります。ってかギルバートの「兄上の子供可愛い」のカットの子犬に戯れるのは無理だとしても、メロディアがルー・ガルーである以上、甥っ子or姪っ子は18歳になると夜は狼になるから、お待ちくださいませwww
    なにより、結婚式ハッピーエンドは大好物♡みなさま安心してご購読くださいませ♡なにより獣の顔が良い♡獣人物でTOP ofおすすめ♡
    作者様方ありがとうございました♡
    とても面白かったです*。♫.((‘艸’〃))。♫.*

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    第3話の半分まで読みました

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    第三章半分まで読んで、婚約破棄ってそんなカジュアルな恋の駆け引きに使っていいもの?!ってなりつつ、新しい解釈面白かったです♪
    自分のしたい事ややりたい事を上手く伝えられなくて、わざわざ協力者の令嬢(面倒な役を引き受けた優しさへの厚労なのか、ロバートが優秀な人材を見つけるのが上手いのか、のちにモテモテとなるご褒美つきw)まで用意して、その令嬢が優れている点を褒め、ディアナは10何年もその令嬢方を打ち負かして、婚約者の座を守り続けて、もう既に王妃の風格を持ち合わせたスーパー淑女となっていた
    というか、蓋を開けてみれば、能力や才能で選ばれるなら、それをプライドと言うの名の努力で勝ち取ってきた負けん気強いディアナと
    女心はわかってないけど、強く賢く公務も完璧なロバートは良いコンビ
    そんな二人は卒業半年前にして、ディアナが努力で取得出来ない癒しを与えられる子爵令嬢の出現で、とうとうの婚約破棄!?
    それはディアナがロバートを本気で好きだから。。。自分では無理だと判断したら、彼の幸せのためサッパリと身を引く潔さ…これはリジー王女でなくても惚れます♡まさに完璧令嬢⭐︎
    ここで、ようやく恋愛ポンコツ王子ロバートは慌てふためき、ランチに何故来ないだの、エスコートするのに先に行っただのと、ほざいていたけど、肝心の謝罪もなく、とうとう卒業前になるボンクラふりw半年あったらもう少し話できるでしょ?w
    ディアナから『サインしてくださいませ』と婚約破棄の書類を突きつけられて、人目も憚らず泣き崩れディアナに縋り付く残念王子w
    そこはさすがディアナ、王子の嫉妬を煽る試し行動を見抜いていて、というより皆?知ってるとw王子世論にも疎いんか…仕上がりが残念というより心配になるわw
    なんとか首の皮一枚つながり、破棄を回避して、したかったイチャイチャデートに赴くも、悪気なく令嬢の話を出しまくり、ディアナの神経を逆撫でしたり…そんな様子にリジー王女が動き出し、兄とディアナを別れさせ、自身の婚約者である侯爵令息セルジオと結婚させようと…しますがこの王女様、おやおや?セルジオ好きな様子…さすが兄妹と思わせる恋愛ポンコツぶりwそんなリジーが可愛くてたまらないセルジオはどうやら拗らせてるらしくて、リジーのストーカーっぽいw
    この四人の恋模様、なかなか微笑ましくてジレモダキュンです♪
    作者様方ありがとうございました♡

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    4巻まで読んでいい感じにハピエンです

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    想像の女神アウレオラ、彼女が支配する表の人間の世界
    ガング、彼が支配する裏の魔物たちの世界
    表裏一体である世界の境界が経年劣化し、綻び穴が開き、魔物が出てくるそれは『歪』と呼ばれる
    これはその歪を巡る、転生者スーリアの恋の物語

    スーリアと恵は同時に亡くなったことで、女神アウレオラから召喚され、アウレオラに愛された聖女としての属性を与えられた恵の魂をスーリアとして転生する
    私転生モノで、いつも気になるのは身体の持ち主の記憶だけでなく、人格(魂)がどうなったかという所なんだけど、この話ではとても丁寧かつ寂しくも優しく描かれてて好き♡
    平民ながら、幸せ仲良し家族と、仕事にも恵まれて、大好きな花を育ててそれが世界を浄化すると言われて、分からないなりに頑張るスーリア
    そんなスーリアが育てる花は奇跡の花と噂になり、スーリアとはスーリアが亡くなった時の縁がある騎士団長のアルフォークが訪ねてきます
    アルフォークは立場と美貌で女嫌いを拗らせてたのが、スーリアには結構早い段階で嫉妬すらしてて、微笑ましい
    スーリアも、イケメンスパダリアルフォークにすぐ絆されてて、けど、素直で明るくて憎めない良い子♡
    スーリアとアルフォーク、花を介して国防を成しながら、交流を深め、アルフォークに恋慕する第三王女プリリアの闇落ちイベントを無事に解決⭐︎半年経ってプリリア様隣国に嫁ぐの?なんかスーリアと文通してるし、花の浄化パワー着々と世界に広がってて諸々現実的に解決されつつあり良きだし、とりあえずお姉さんとスティフ結婚おめでとー♡って、お姉さん産気づいてるー‼︎‼︎‼︎な四巻まで読みました⭐︎
    そして、アウレオラとガングも恋愛フラグ立ってると思うの私だけですかね?w
    まだまだアルフォークとスーリアが結ばれるまで人悶着ありそうですが、第二王子と筆頭魔術師様が味方だし、アウレオラ様も見放したりしないよね?
    これからも楽しみ♪に読み進めます!
    作者様方ありがとうございます♡

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

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    麗らかな午後のティータイム…アメリア・バレッタ侯爵令嬢は、婚約者の王太子殿下から脳内お花畑な顔で『運命の人に出会ってしまった』から、扱いを王太子妃ではなく側妃に格下げさせて欲しいと頼まれていた
    婚約破棄したら外聞が悪いし、殿下の恋人リリア・ガラーナ子爵令嬢に一から教育を施さないといけないからコスパも悪く、手っ取り早くアメリアを利用しようと『君の6年間の努力を無駄にしたくない』だのと甘言で釣ろうとするも、王太子殿下の目論見は甘い‼︎
    アメリアは、臣下ではなく、女としての矜持をかけて、その手には乗らないぞ‼︎と、愛し愛される唯一の関係を育める人を求めて…
    魔術師ローエンを訪ねます
    ローエンは異国から来た魔術師だが、隣国との小競り合いの中、偶然居合わせたにも関わらずたくさんの兵を癒やし救った英雄として、王から褒賞をと言われたのもあっさり断り、国賓として城へ寝泊まりする事すら固辞し続けている自由人である
    そんなローエンにアメリアは『私を褒賞として望んでいただきたいのです』と、押しかけて行くわけですwww
    アメリアは赤裸々に自分の置かれた苦境を語り、トライリンガルで、社交もできて、領地経営も任せられて、商会を経営してるから自活能力があり、これから貴方を大好きになる予定です‼︎とプレゼンします
    最初こそ怪訝かつ嫌がって?面倒くさがって?いたローエンも、アメリアの素直な言葉と恥じらいの数々に、思う所あったのか3つの条件を出して『そんじゃ、頑張って俺のこと口説いて。一ヶ月後の戦勝祝賀会までに俺をその気にさせてみろよ。』と宣います
    王太子妃教育にはなかった難課題に、アメリアは戸惑いつつ、条件に出された毎日デートを頑張るのです
    というか、このデートというか、その前に条件の出し方からして、既にアメリアを好きなのでは?少なくとも絆されかかってるのに口説くとは?となり、好きな子ほどいじめたいタイプ?もしくは、自国での忌避された過去から素直になれない?と気になりつつ、ローエンのツンデレとアメリアの天然っぷりに、いい意味でジレモダキュンが散りばめられ、良きジレモダキュンになぶられそうな予感が高まった第一回公園おデート編第二章まで読みました!
    うん!楽しそう♡
    これから王太子やリリアがどう出るか不安もあるけど、きっと面白い‼︎おすすめ♡
    作者様方ありがとうございます♪応援してます‼︎

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    星5つ(個人評)のおすすめ所を列挙中

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    一巻分『番外編 謝罪と離別と祝福を』まで読みました
    もう秒で2巻をポチって購入シマシタ(笑)紙でじっくり読みたいってなったもん⭐︎
    これは設定とかよりおすすめ面白ポイントを書き連ねねばと思い〼
    まず美醜のズレが面白い‼︎髪の色がモテポイントで、とにかく色濃く黒に近い方が好まれる(この時点で、髪を染める私には理解できない感覚ですw)髪は神の祝福の現れなので、結構根強く、推定⁇悪役令嬢である主人公のエマニュエル・べイツリー公爵令嬢は苦しめられますw←見てて楽しいwごめんやけどw
    そして断罪がとても理性的かつ温情的‼︎まず、会議室?で関係者のみでひっそりと行われてる!醜聞であるだけでなく、貴族からの信頼も崩壊しかねない公衆面前断罪劇は悪手‼︎現実的で良き‼︎
    周りを固めるキャラも可愛い‼︎推定ヒロインこと女神の愛し子として覚醒したディルナ・ラークスパー男爵令嬢、そのパートナーに選ばれたエマニュエルの婚約者フォルトゥナート王太子殿下、この二人が優しくてまとも‼︎なんなら断罪しようとした教会にケチつけるくらいエマニュエルの味方‼︎しかも王太子殿下が空気になる程の仲良し⁈(エマ様♡ディルナちゃんの仲‼︎)
    エマニュエルへの罪もささやか、処分は三ヶ月の謹慎…それも嫁に行く父親に配慮したw王様の優しさwそして、最大のポイント!
    彼女の正式な処断は、国1番のブサイクと名高いルース・サントリナ辺境伯との婚姻‼︎
    このルース様、銀髪碧眼190センチ、10歳年上でハイパーイケメン♡前世の感覚が勝ってるエマニュエルからしたら『ご褒美』でしかない♪
    けど、色素薄い系のルースに嫁ぐとなった時、なんで好きなの?と母から心配?で問い詰められ、世間からは悪役令嬢だと思われてるから、嫁ぐ道中もニヤニヤしない!と母から復唱させられたり…既に討伐時に一目惚れした挙句助けられて大好きなルースへ幸せ一杯で嫁いだエマニュエルを待ってたのは…【僕は貴方に一目惚れし、愛してるけど、貴方からの愛を得られるなんて思ってません!下僕です!喜んで国に復讐しましょう!】とまるっきり話が通じない拗らせルースとのジレモダキュン♡エマニュエルの猫被り用の猫が逃げ出すナイスツッコミの連続…
    ここから先は読んで楽しみましょう?
    異世界転生物好きじゃなくても、うっかり刺さっちゃう事請け合い‼︎作者様方ありがとうございます♪応援してます♡

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    オタク転生者の幸せ!セカンドライフー♪

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    エルディア・ユクレールは悪徳姫として、婚約者の第二王子に断罪される…そんなご褒美展開からスタート⭐︎
    エルディアが転生した世界は前世の彼女が廃課金して死因になる程のめり込んだソシャゲRPGの世界『エモシオンファンタジー』
    彼女は推しも押されぬオタク様で、悪役令嬢として序盤で断罪された以降二度と現れない悪役令嬢になるも、むしろこれ幸いと役に徹して推しである主人公聖女ユリアや勇者リヒトを支え、課金と称して悪事を行いつつ、国の暗部を白日の元に晒し、物語の舞台を発展させてきた
    何故ならキャラは全て推しであり、断罪されてても密かに萌え散らかして楽しんでいるくらいw
    とにかく肝が座ってて頭が切れてかつ覚悟がある…そこが見てて清々しくて、好きだ
    オタクに対する偏見も垣間見えましたが、愛が深い人は時に暴走するものですから、そこを理解しつつ見守り楽しめる人向けですね
    彼女が断罪の場で、推しに刺されそうになった時、従者であるアルベルトが庇い怪我をします。。。そこの責任を問う事なく、引き下がったのは悪女の名折れでは?と思ったり、彼女の『出番』が終わるまでいい子にしてたアルバートの愛の深さを見せつけられたり、聖女と勇者の驚きの行動に振り回されたり、『やり抜いた結果の大誤算』はハラハラわちゃわちゃ楽しめます!
    それにアルバートがダンピール設定だったのとか、攫われ痛めつけられ暗殺者に仕立てられてと散々な青年期を過ごす不遇キャラだったとか、どうやらめちゃくちゃハイスペな優秀な家来であったとか、スパダリになりそうな予感が高まって、やらかしちゃったオブやっちゃったわね賞を受賞した転生ハイでで会うはずないアルバートを早々に拾ってきた過去とかも知れて、楽しいw
    なんせエルディアにとっては最推しのアルバートとの蜜月(?)を過ごそうと訪れた次のイベント地であるリゾートで、新たな巨悪、ぼったくりカジノかーらーのーファイトクラブでの推しとの邂逅まで描かれた『バニーには夢が詰まっている』のおまけ4コマまで(単行本1巻)を読みました

    ライトな笑いは自虐気味だし、溺愛フラグにはすぐ逃げちゃう喪女なエルディアが可愛い♡
    表舞台から姿を消しても、育ててきた商会を通じて、これからも勇者(推し)一行を愛でて、課金して、応援していく…そんなエルディアから目が離せない‼︎
    作者様方ありがとうございます♡読んでて楽しいです♪

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

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    文句なく可愛いし面白いし、何より平和w絵面的にコテンパンにのされてたり、めちゃくちゃに壊されたりはあるけど、グロくないし、独自とはいえ勧善懲悪なので、見てて気持ちいいw
    二人が恋仲になる過程は良きジレモダキュンです♡

    完結まで読んで行きたいです
    ありがとうございます♡

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

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    綺麗でそれでいて麗しくて、悍ましい
    そんなしろしさんとせいじさん
    二人は凸凹コンビとして
    怪異に立ち会い、その向こう側に解決や救いを見つけていきます

    人の気持ちは
    千切れても残り
    燻り、磁石のように集まると
    怪異となり
    やがて、影響力を持ちます
    怪異が怪異然とした顔をしてるのは
    人の想像力の賜物…
    見れたものではないそれを
    時に恐ろしい中に滑稽さと親近感のあるキャラに昇華した
    作者様の手練手管は素晴らしいです

    個人的に二人はBLっぽい関係性もあって好きですが
    一番直しは棘さんだったりします
    出来る男なのに、憎たらしいのに、根っこは不器用で優しくて…多分寂しがり屋で、手負いの猫みたい
    ほつとけない魅力あるキャラクターと
    史実に基づいたしっかりしたストーリーで
    魅せてくれる珠玉の現代版百物語

    オカルト苦手でも読みやすいです
    スプラッタダメ人にはおすすめすません
    けど、せひ御一読のほど

    作者様ありがとうございます♪

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