4.0
重ねて読んだ
途中から読んできて、ついに届けを渡す辺り。
自身はレスが最大の原因だったわけではなく、もう何年も前のことだけれど、経緯から渡すに至るまでのプロセスを多少重ねて読んできて、この部分でみちの心境にとても共感し、号泣している自分がいた。
最初から離婚を目指して結婚する夫婦は、多分ほぼ居ないけれど、夫婦は他人なわけで、すれ違ったときには本当に戻すのは難しいの極みだと思う。
隣で寝ているのに、同じものを食べているのに、同じ空気を吸っているのに、気持ちは伝わっていない孤独感を思い出した。
一番近い人が、他人だと思うときの孤独。
そして、みちが言った、一生心に残る、ありがとうの気持ちも、自分事のように頷けて。
もし今迷っている人が居たら読んで欲しいなと思った。
どちらに振れても、してきた経験が無駄なことは人生にはないと思いながら、やはり迷うときがあるのだけれど、みちの言葉に自身は思い出すことがあった。
経験のある人にはキツイ話かもしれないとも思いつつ。
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あなたがしてくれなくても