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楽しくて、やがて切ない青春群像
よしながふみさんと言えば、映像化されている『西洋骨董洋菓子店』『大奥』『きのう何食べた?』が挙がりますが、日常の些細な機微を掬い上げた物語も秀逸。
『愛すべき娘たち』『環と周』、そしてこの『フラワー・オブ・ライフ』は必読です!
高校1年生の1年間。夢を見つけて頑張る姿も、後半のシリアス展開も夢中になりますが、些細な高校生の学校生活がとても愛おしい。
自分の高校生活に楽しい記憶はあまりないから、この漫画をニセ記憶としたいくらい、眩しくて可愛い日々なのです。
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フラワー・オブ・ライフ