コンポタから生まれるツバカブの笑顔が尊いです。椿君は家族に愛されずお友達も居なかったから、こうしてだれかと平和に笑い合うようなこともこれまでの人生ではなかったことで、自分の事で自分以外の人が喜んでくれることも初めてで、その環境に戸惑いながらも受け入れ始めている。そういった心境の変化する過程を丁寧に描いているヒメミコ先生の漫画は素晴らしいです。跳ねる兜君と、そのさまを冷静に観察する椿君に笑いました。
ほのぼのした日常に、冷たく寂しい幼少期がよぎるの悲しいですね。兜君が勇樹母から受け継いだやりかたで、椿君が自分を信じて進めるように、大好きをたくさん伝えると決めたモノローグ凄く良かったです。過去のセリフや出来事とリンクするシーンを見つけるのもモンスターアンドゴーストを読む楽しみのひとつです。
act.9と10で絡んできた教師が不穏ですね。どう出てくるのか、戦々恐々としつつも楽しみにしております。
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モンスターアンドゴースト
037話
act.11(3)