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「…………わかったわょォ、でも取り分はフィフティ・フィフティだからね」
25億の宝石を返さねば警察に行くと富沢琢矢に言って、行ったところでそれは反感を抱く母の手に渡るだけと言われ、真鍋政一との仕手戦への協力を求められた前島マリエは譲歩した。
隙を見て(琢矢がショーケンと会っている間)、宝石を取り返そうして叩かれるマリエも愛らしい。
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「…………わかったわょォ、でも取り分はフィフティ・フィフティだからね」
25億の宝石を返さねば警察に行くと富沢琢矢に言って、行ったところでそれは反感を抱く母の手に渡るだけと言われ、真鍋政一との仕手戦への協力を求められた前島マリエは譲歩した。
隙を見て(琢矢がショーケンと会っている間)、宝石を取り返そうして叩かれるマリエも愛らしい。
自分が提案したおせち作りによる花嫁選びで候補が3人とも絢爛豪華なものを用意してきても(説明のない一人の分も伊勢海老が重箱からはみ出ていた)心を動かされず、この頃の大原社主は俗物でない。
「このまま上がり続けたらストップ高ってやつになっちゃうんじゃないのーっ!?」
ろくに知らない仕手戦の行方を見つめる前島マリエ。尚の事経済も金融も知悉した、久我山沙貴も楊美娟も真っ青の才媛になってほしかった。
予定通り高跳びしようとして空港で富沢琢矢の待ち伏せに遭い、久我山沙貴払った手付金を換えた宝石を取り上げられる前島マリエ。
「琢矢ったら……真鍋クンに私の借金を返させようとして私から宝石を奪うなんて……あなたってホントにくそまじめね」と思って、まだ楽観的。
悔しがるマリエもかわいい。ただ後の回のフランクな物言いを思えば、この時も「あの野郎、下手に出りゃ…覚えてやがれ!!」と言えばよかった。
「ダイム食品のほうが圧倒的に高いわ!!」と喜ぶ前島マリエ。
棚ぼた式に15億を手にしたマリエ(何もしていない仕手戦で相手のスピリッツケミカルの株の分け前が5億入ってから3倍に跳ね上がった)だが、それを元に資質を開花させてマエジマをお見合いの相手先以上の大企業にすれば面白くなった。
見た目の面白さを競う色試し(例に出ているのはパイグラタンだが、作中で涼やかで美味しそうということになっている金魚盛り付けの冷やし中華が適当では?)でも味が肝心というのは罠。それはそうと、華やかな陽一の秋の料理の素材でスモークサーモンと蟹は秋を感じさせないか?
バスター・バリエーションPART1〜4は通常型、ネオ、サイド、マッスル・ドッキング?
口さけキン肉バスターはかけられる相手が限られるので外れるか。
“お母さま”が「お見合いさせて、好きでもない人と無理やり結婚させようとしている」前島マリエ(富沢琢矢に芝居をしてもらって回避)。
「どこまでも聞き分けがない」のは当然。本当にひどい。
大学生活の出なかったマリエだが、母がマリエの身の丈に合わない所に強引に通わせているのは想像に難くない。
酪農品も汚れており、真の美味は自然のままのものにあると言って、いわしの丸干しや松の実を並べてバターで炒めたピーナッツも自慢する美食家。