5.0
タイトルが秀逸
私もワンオペで二人の子どもを育てたので、些細なことひとつひとつに共感でした。
一人の人間を育てるのは並大抵なことではない。
育児に関わっていない夫が理解できないのは仕方ないとしても、分からない部分を認める努力はしてほしい。
労いの言葉ひとつで救われることもあるのに。
逆境に耐えて強い意志と行動力で、自立を勝ち取っていく主人公を全力で応援したいストーリーです。
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私もワンオペで二人の子どもを育てたので、些細なことひとつひとつに共感でした。
一人の人間を育てるのは並大抵なことではない。
育児に関わっていない夫が理解できないのは仕方ないとしても、分からない部分を認める努力はしてほしい。
労いの言葉ひとつで救われることもあるのに。
逆境に耐えて強い意志と行動力で、自立を勝ち取っていく主人公を全力で応援したいストーリーです。
椿、圭織ちゃん、乃愛ちゃん、みんな平凡だけどひと癖ある…こういう子クラスにいるよね〜っていう感じ。
男子たちも。
ただ五十嵐くんみたいな男子には会ったことないな。
こちらの作家の他の作品が大好きで、読み始めました。
複雑な生い立ちや家庭環境の中を生き抜く女性を本当に描き切っている…とこの作品にもまたハマってしまいました。
絵の雰囲気、登場人物のキャラ、コマ割りのどれも見慣れない印象で、読み始めは戸惑いました。
設定の説明がなく、まるで漫画ではなくドラマを見ているかのようでどんどん引き込まれていきました。
淡々としているようで細やかな表情の描き分けに目が離せない、いつの間にか感情移入していました。
専業主婦が一度は夢見るロマンス。
「俺が養ってやっている」
時代錯誤な男尊女卑を振りかざす夫に見切りをつけて、新しい人生を求める妻。
愚痴を言ったり買い物に走ったりというストレス解消ではなく、強い意志と行動力で自分の人生を勝ち取っていく忍。方や思い通りにならない妻に荒れ執着する洋平。
千秋の登場で夫婦の関係が変わっていく。
変わっていく妻と変われない夫。
108話まで読みましたが、そんな夫婦の姿もこのストーリーの見どころです。
はじめは70歳で妊娠出産という設定はどうかな?…と思いながら読み始めました。でも絵の雰囲気と夫婦のひたむきさにどんどんのめり込み、気にならなくなりました。
私自身8年の不妊治療を経て子どもを授かったので、妊娠がわかった時の夕子さんの喜びには自分のことを重ねて声をあげて泣いてしまいました。
また、だんなさんにはこんなことに気づいて欲しいと思うところがたくさん実現されて描かれていることにも幸せの疑似体験ができました。
子育ては人生の宝でした。
諦めなくてよかった。
我が子が成人したタイミングでこの漫画に出会えてよかったです。
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夫の扶養からぬけだしたい