4.0
同じ小学校だった男の子
家から一番近い高校を選んで入学して、働く母親と小さい弟を支えて頑張っている女の子。
父親が亡くなった小学生のとき、ノートを届けてくれた男の子が偶然同じ高校にいて…。
父親が守ってくれたように、今度はその泣き虫だった男の子が守ってくれるなんて…。涙が止まりませんでした。
女の子のグループも、本当の友達だからこそ、何でも話して欲しいのに、いろいろ隠されていたり、秘密があるのではないかとモヤモヤしてしまうのだと思います。お互いの気持ちもわかりますが、みんな、最後はきちんとわかってくれてよかったです。
映画のような回想シーンがおもしろいな、と思いました。新鮮な描き方。さすがです。
最後の「やったー!!」がすべてを、まとめてくれて、幸せな気持ちになりました。短い物語なので、ダラダラしていなくて、ハッキリしている感じでスカッとします。気持ちいいです。
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