5.0
ジャンプっ子に末永く受け継ぎたい
暗殺教室の素晴らしいことろは、「殺」すという過激な言葉(これレビューに書けない禁止ワードなんですね、思わず笑っちゃいました)の用法をどこまでも本気で考えさせてくる・掘り下げてくる異常さと、
少年漫画にありがちな「一芸に秀でた者は勉強なんて出来なくても良い(というか、バカな方がかっこいい)」みたいな風潮を軽く蹴散らしながらも全く説教くさくなく、
少年少女たちと大人たち皆が全力を出しあっている様の底知れぬ爽やかさ だと思っています。
風刺を交えて笑いを取るのはネウロの頃から変わりませんが、ものごとを茶化さず人を傷つけない笑いになっている点もすばらしいです。
大人の恋愛要素もあり、親の呪いに打ち勝って成長してゆく少年少女たちの姿もあり、どこを切り取っても大好きな作品です。
- 8
暗殺教室