3.0
いわゆる俺TUEE系。でもやり過ぎでは…
誰でも生まれ持った紋章で魔法が使える世界観の中、魔法戦闘に向かない紋章で生まれた主人公が弛まぬ努力で魔法を使いこなし、寿命の限界までも魔法でコントロールして老化しない身体で数百年努力を積み重ねて最強の魔法戦闘師となったのが、既に主人公の前世の話で導入部分。
確かに寿命という時間の制約が無ければ魔法も最強、剣術も最強という、夢のような伝説の最強魔法戦闘師という人物像もあり得ますが、そんな伝説の人物が自分の持つ紋章に限界を感じ、転生して理想の紋章を得ます。
しかも転生した未来は前世に花開いた魔法文明が一度崩壊して、かなり退化した状態。
すでに前世の自分は「魔法の神」と神格化されている始末。
当然強い、圧倒的に強い。
ストーリーの初期は転生してご幼少の頃からなので、成長過程的な部分もあり「今の魔力では」的な部分はあっても、圧倒的な知識と工夫でこなしてゆく感じで、テンポ良く楽しく読ませていただきました。
しかし何か話が進んで来ると、圧倒的過ぎて…
なにかドキドキ感がなくなってきた感じがしているのは、私だけでしょうか…。
- 0