3.0
世界観的には面白い作品です。
冒頭から中々面白い世界観で、閉塞感のある主人公達周囲の環境と、謎多い設定、散りばめられた伏線から、ワクワクしながら読み進めていきました。が、殆どの謎が解明されず(白の血族とかって結局何だったの?)、伏線回収も不充分のまま最終回を迎えました。残念な終わり方のため星もそれなりです。
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12879位 ?
冒頭から中々面白い世界観で、閉塞感のある主人公達周囲の環境と、謎多い設定、散りばめられた伏線から、ワクワクしながら読み進めていきました。が、殆どの謎が解明されず(白の血族とかって結局何だったの?)、伏線回収も不充分のまま最終回を迎えました。残念な終わり方のため星もそれなりです。
設定と世界観が少し難しい感じ。
展開が面白そうなので、無料分までは全て読み進めましたが、こごまで出て来た登場人物に魅力を感じられず、リタイアさせていただきました。
誰でも生まれ持った紋章で魔法が使える世界観の中、魔法戦闘に向かない紋章で生まれた主人公が弛まぬ努力で魔法を使いこなし、寿命の限界までも魔法でコントロールして老化しない身体で数百年努力を積み重ねて最強の魔法戦闘師となったのが、既に主人公の前世の話で導入部分。
確かに寿命という時間の制約が無ければ魔法も最強、剣術も最強という、夢のような伝説の最強魔法戦闘師という人物像もあり得ますが、そんな伝説の人物が自分の持つ紋章に限界を感じ、転生して理想の紋章を得ます。
しかも転生した未来は前世に花開いた魔法文明が一度崩壊して、かなり退化した状態。
すでに前世の自分は「魔法の神」と神格化されている始末。
当然強い、圧倒的に強い。
ストーリーの初期は転生してご幼少の頃からなので、成長過程的な部分もあり「今の魔力では」的な部分はあっても、圧倒的な知識と工夫でこなしてゆく感じで、テンポ良く楽しく読ませていただきました。
しかし何か話が進んで来ると、圧倒的過ぎて…
なにかドキドキ感がなくなってきた感じがしているのは、私だけでしょうか…。
他の方も指摘されておりますが、やはりいわくつきの政略結婚から始まる運命的な出逢い、「実家に戻ることを許さない」と宣言された上で送り出されている一方通行な縁談、実家で使用人の様な扱いを受けていたお嬢様が逆に家事一般こなせることで、まず嫁ぎ先の既に信用を得ている古参の使用人を味方につけて結婚相手御曹子から信用を得てゆく展開と、あまりに某漫画と設定が似過ぎています。しかもこちらのお話の方が、ヒロインの実家で扱いがここまで酷くなる明確な理由が見つからず、展開に無理があるように思います。
ですので無料分のみで読み進めるのをやめてしまいました。
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双翼の武装使い