4.0
毎回共感
日常的に感じる他人への違和感、小さな怒りを女性3人のそれぞれの出来事として描いています。
あるあるの連続で、読んでいて怒りや憤りが再燃してしまう事もありますが、全体的に軽めの話に仕上がっていますので、読み易いです。
オムニバスなのも良いです。
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167274位 ?
日常的に感じる他人への違和感、小さな怒りを女性3人のそれぞれの出来事として描いています。
あるあるの連続で、読んでいて怒りや憤りが再燃してしまう事もありますが、全体的に軽めの話に仕上がっていますので、読み易いです。
オムニバスなのも良いです。
この作家さんの冷めた目線と描写は独特。
登場人物が全員飄々としていて、感情が読めない。
画もワザと?と勘ぐりたくなるような雑な描写があります。
ですが、適度なユーモアと適度な毒で読ませます。
中毒性のある作家さんですよね。
続きが楽しみです。
とにかく画が綺麗です。
他の作品のレビューにも書きましたが、主人公が綺麗過ぎるのは相変わらずです。
ですが、一話ずつのオムニバスなので、主人公がオブザーバー的な立ち位置なので却って合っているように思いました。
ベタベタの恋愛物ではなく、この作家さんでは珍しい路線ではないでしょうか。
ぜひ長く続けて欲しい作品です。
レスからの自立、それに伴っての関係性や状況、感情の変化が描かれています。
思いもよらない事で、状況がくるくる変化して、とりあえず動かなくてはならず、後から感情が追いついてくる状態。その感情と向き合う苦しさを、入れ込み過ぎずに冷静に描写しているので読者によって辛さが違うと思います。
最後はきちんと落とし所を見極めたと感じました。
料理のレシピも、人間関係も参考になります。
読むと台所に立って、色々試してみたくなりますね。
シロさんは簡単そうにしていますが、毎日の料理と考えると結構手間がかかっていますし、料理好きで半分趣味的な部分がないと続かないです。
相手を思う気持ちも然り。食べさせたい、一緒に食べたい気持ちが無ければ、モチベーションを保てません。お2人の関係性や、周りの人たちの関わりに、読むたびに響き、学ぶことがあります。
何度も読み返してしまう作品です。
タイトルに惹かれて読みました。
結構重いストーリーですが、話の軸がところどころずれているように感じて、登場人物の描写や画もどことなく散らかっている印象を受けました。
読むのであれば一気に完結まで読んでしまった方がいいのかもしれません。
様々な作品を書き分ける作家さんで、こちらは王道というか真骨頂のような、ユーモアがある作品。
軽く仕上げていますが、実はしっかり真髄を突いていて、バッサリ切るのは痛快です。
画力もストーリーも申し分なく、安心して読める作家さんの1人。
ストーリーが綺麗、画も綺麗。
切なく、身につまされる話も多々あるが、流れと画力で綺麗に仕上げているので、読後にじわじわと響く。
この作家さんの人物の感情描写が、独特の間というかテンポがあって、読む側に受け取り方を委ねているような印象。押し付けられるような強引な表現より、心に残ります。
ベテランの作家さんらしく、しっかりと読み応えのあるストーリーだと思う。
単話で話を区切っているが、続きが気になる展開はさすが。
画は好みが分かれてしまいそう(当方も好きな画風ではない)だが、全体的に話で読ませるので、そういう作品が好きな方にはお薦め。
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ブラックガールズトーク ~女が語るムカつく奴ら~