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悲しい負の連鎖
施設で育った人がみんな愛情不足で、自分の子供を愛せないとは思いませんが、良枝の場合は世間が狭すぎたように感じます。
高校に進学して、もっといろんな人に会っていたら、違った人生だったのでは…。
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施設で育った人がみんな愛情不足で、自分の子供を愛せないとは思いませんが、良枝の場合は世間が狭すぎたように感じます。
高校に進学して、もっといろんな人に会っていたら、違った人生だったのでは…。
何故か「はいからさんが通る」を彷彿させ、ぐいぐいと読み進めてしまいます。
お転婆な綾香、キザな烈様、二人の今後の展開が楽しみです。
深夜の保育所って、あるのですね。
夜働いている人には、有難いですね。
愛菜ちゃんが、あかり先生の作った遊園地で遊ぶ姿は、いいねえ。
アイドル…私が子供の頃とかなり変わりましたが、やはり清純なイメージは外せませんね。
今も昔も、しのぎを削っているでしょうが、卑怯なことはダメ。可愛いだけじゃ、ダメ。
道代は不運な女性です。正義感の強い優しい警察官の夫は、束縛感の強いモラハラ男。
職場の先輩と恋に落ちるも、邪魔に入る女が現れる。これから、束縛のない世界へいけるか。
私は黒魔術って信じていないの。
しかし、佐野達のいじめは悪質。特に佐野は屈折している。
復讐したくなる気持ちは、わかる。
純情で堅気だった真が、揉まれて「半グレの鋭い顔つき」になっていくのが、見物!
自分の妹を助けるくだりは、男気を感じる。
母親も、父親も、家庭的に恵まれなかったことには、同情する。
しかし、子供をウサギのゲージの中に入れるほどの、虐待は鬼畜の所業である。
松居和美先生は、医者としのスキルがしっかりしているだけでなく、思春期の患者への心配りもできる、素敵な方。
こんな方が近くにいたら、心強いな。
虐待の連鎖を恐ろしく感じる、お話でした。
主人公にとって、「グズ」という言葉が、トリガーポイントみたいになっていることも恐ろしいです。
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ダンボールの棺おけ~2007年 北海道幼児死体遺棄事件~