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腹に剣が刺さったイケメンと暮らす日々
血の繋がらない家族に虐げられてきた主人公が、高齢の公爵のもとに嫁がされるストーリー。
……と思いきや、なんと公爵様は若くてイケメン。そして何より、腹に短剣が刺さっている!
実は公爵様には、訳あって不老不死の呪いがかけられているとのこと。腹の短剣は主人公の目にしか見えず、それを抜くことができるのも主人公だけ。剣を抜くと呪いは解け、公爵さまは亡くなるのだと言います。
もう死にたいから剣を抜いてくれと言う公爵様に、主人公はせっかく嫁いで来たのに未亡人になるのは嫌だと答えます。自分が死ぬ時には抜いてあげるから、それまで夫として側にいてほしい、と。
やたら長く生きてしまって日々の喜びを失っている様子の公爵様と、これからの生活に希望を見出し、庭仕事や片付けに公爵様を巻き込んでいく主人公。それに素敵な執事さんが加わった3人での生活は、なんだか楽しそうな予感がします。
この先おそらく主人公は歳を重ねていき、公爵様は若いままなのでしょうが、そうなった時の2人の関係性の描写にも興味があります。
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眠り公爵の花嫁