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文豪の小説を漫画で知ることができる、ありがたい作品です。読んで改めて、文豪が織りなす世界のとてつもない凄みを実感しました。オチに震撼します。
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58位 ?
文豪の小説を漫画で知ることができる、ありがたい作品です。読んで改めて、文豪が織りなす世界のとてつもない凄みを実感しました。オチに震撼します。
現彼女は切ないでしょうね。相手の過去を気にしないようにすることはとても難しいだろうし、かつて夫婦だった二人の間には、どうやってもその二人にしかわからない時間が流れていて、それを目の当たりにしてしまったら、なかなか冷静ではいられませんよね。
どっち付かずの設定で残念でした。オカルトならオカルト、解剖学なら解剖学を掘り下げた方がいいのでは。両方の要素を取り入れてしまっては、解剖をテーマにした意味がよくわからなくなってしまうように感じます。
生贄ものですか。こういうことって、昔はほんとうにあったんでしょうかね……。
どう見てもおばあさんに見えなくて、戸惑いました。おじいさんが普通に一緒にお風呂に入っちゃうんだと……。
表紙とのギャップがすごかった。綺麗な表紙ですよね。
悪いことをしようとする若者たちが危うくて、儚げ。
面白いです。ストーリー構成がしっかりしています。登場人物たちが魅力的で、どんどん先を読みたくなります。
凄惨な描写があるので、メンタルが弱っている人にはちょっとしんどい場合もあるかも知れません。
伏線回収が鮮やかで良い。ストーリー構成の妙は、清々しささえ感じます。
しかし内容そのものは怖い。人間の中にある異常さがよく描写されていて、オチに背筋が凍ります。
暗くて怖い。ひたすら不穏。
ただちょっとひっかかったのは、犯人は本当に単なるサイコパスなんだろうか?という疑問。もしかすると過去に何かがあったのかも知れない。
悪いことを悪いと言える斎藤さん。自分の子供だけじゃなく、社会の全ての子供が健やかに成長できることを願う斉藤さん。大好きです。
ここのレビューでは『設定が古い』『鬱陶しい』『斉藤さんの主観が強すぎる』『現実味がない』などの感想を目にしますが、漫画なんだからいいんです、それで。リアリティばかりを言っていては、漫画の意味がないと私は思います。漫画だからこそ描けて、そのエピソードのひとつひとつに作者が込めた思いを読者は感じて、それを現実にどう照らし合わせていけるかだと。たとえそれが漫画の中だけで通用する理想のようなものだとしても、理想を抱かないよりずっといいし、親としてそうありたいと願える人でいたいと感じました。
いますよね、こういう女。現実でもこういう女に男が簡単にコロっといくパターンがありますが、いちいちそんなもんに付き合ってられません。どうぞその女とご自由に。
漫画で読むぶんには、楽しませてもらってます。主人公が幸せになれますように。
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超訳マンガ×オチがすごい文豪ミステリー