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性格の悪さが不思議
醜さのために疎まれる姉と、美しさを讃えられる妹というパターンの話は多いけれど、我が子や我が姉を見下げることと気位の高さが両立するところが不思議です。神の力を任される家柄ならば、呪いのような醜さにも意味を見出すのでは?
その知性なしに家が存続するとも思えません。敵役の性格の悪さに、もう一捻り欲しいところです。
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醜さのために疎まれる姉と、美しさを讃えられる妹というパターンの話は多いけれど、我が子や我が姉を見下げることと気位の高さが両立するところが不思議です。神の力を任される家柄ならば、呪いのような醜さにも意味を見出すのでは?
その知性なしに家が存続するとも思えません。敵役の性格の悪さに、もう一捻り欲しいところです。
結婚ってなんなのでしょうね?する前から何もかも話し合うわけでもないし、いろんなことがうまく行くと思い込んでて、こんなはずじゃなかったと思うことばかり。心理描写が丁寧で好感が持てるあるあるばなしです。
契約結婚にもリアリティはないけど、主人公がいい子すぎて、それもリアリティがない。なのに恋の葛藤にはハラハラさせられる、という奇妙な魅力のエンタメ。元婚約者を奪った女の自分勝手ぶりも全くリアリティがないレベルなので、この世界の中では全てが均衡が取れているのかも知れない。
竹中直人監督の映画の原作です。映画が2倍楽しめると思います。
強調された自分勝手で謎の自信家網浜が、この先どこに着地するのかが気になって読んでしまうが、こういう競争心と勘違いが無いまぜになった人には必ず巨大なコンプレックスや執着があるはず。普通のサイコパスならもっと有能だろうし。それが見えてくるのか見えてこないのかで、お話の読後感が全く変わるんじゃ無いかな?リアリティを楽しむ話では無いのかもしれないけど、それを期待してしまいます。
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岩肌の花嫁は愛で溶かされる