5.0
震えるほど好き
数年前に、心が震える程好きになった作品がありました。1ヶ月程、毎日読み返しました。その作品が河内遙先生の「関根くんの恋」でした。主人公の関根くんがどストライクのメガネ男子なだけでなく、ストーリーが切なく甘く、男の子の心の中をさわりさわりと書き上げていて、すれ違いにキュンキュンするしハッピーエンドで終わる事がまたたまらなかった。
そんなに好きだったのに、涙雨とセレナーデを知らなかったんです、本当に情けない。
無料で1話目を読み出した時、(あれ?この男の子なんか似てる。やばい、好きすぎる)となんだか懐かしい想いがよぎってノスタルジックな気持ち(初恋ってやつですよ)を思い出しそうになった時、あっと気がついてしまいました。これ、同じ作者だと。河内先生ごめんなさい。やっぱり先生の作品は漫画読みの私にとっても特別に震える程好きです。また1ヶ月は抜け出せず、ずっとたーくんとヒナのことばかり考えてしまいます。
苦しく報われない恋、お互いが気持ちを伝え合えない時も伝え合えてからも、尚苦しくて、たーくんの紳士さも一途さも、ヒナの天真爛漫さも菊の純情さも雛子様のしたたかな純愛もみんな抱き締めたいと思ってしまいました。一気に読んで、続きを待機中です。気がおかしくなりそうです。恋焦がれてます。お待ちしています。
-
0
涙雨とセレナーデ