5.0
ミロのヴィーナス
最初、広告を見た時は、単なる欠損フェチのエロ話かと思った。読みはじめて、誤解に気付いた。主人公の少女の凛とした佇まいと、青年の淡々とした佇まいにひかれ、ポイント追加して読みふけっていた。
「私は生まれたときからこの姿なのでこれが普通なんです」「君の普通と他の人の普通が少し違うだけ」
「障害者」を可哀想と思ったりとか特別視するまいと私も思っているが、実際にはなかなか難しい。その難しいことをさらりとやっている主人公たちがとても魅力的だ。
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彼女の腕は掴めない