彼女の腕は掴めない
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あらすじ
世間一般から<私>に向けられる感情は、およそ二通り――好奇か憐憫。…生まれつき腕の無い遼は、そんな同情が入り混じった視線に晒されて生きてきた。そんなある日、彼女は腕の欠損に興奮を覚えるアポテムノフィリアの男・白鷺に、誘拐・軟禁されてしまう。逃げ出す機会をうかがっていた彼女だが、その男が己に向ける感情が、憐れみなどではなく、純粋な愛だと気付いて――? 話題のアポテムノフィリア×女子高生の物語が、ついに単行本で登場!
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みんなのレビュー
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元々は某イラスト投稿サイトにて更新されていた作品で、そこからの漫画化となるものです。
アポテムノフィリアという性的倒錯・性嗜好異常を持つ主人公なのですが、その言葉から想像出来うるようなグロテスクさとは程遠く、少しふんわりとしたやりとりや雰囲気が折り混ざるなんとも不思議な作品です。
頻度の高いギャグのおかげか、あまりシリアスになりすぎず、重すぎず安心して読める作品ではないでしょうか。重い話を期待されいる読者には軽すぎる形に見えてしまうかもしれません。
ギャグ中心ではありますが、そこは敢えて性嗜好異常者ではある手前どこか普通じゃないやりとりは楽しめるかと思います。by 海音☆- 29
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4.0
久しぶりにエロでもグロでもアクションでもない漫画を読みましたが、好きな感じでした。
淡々とかかれている中に、少女の葛藤や当たり前だと思っていた偏見や、母娘の関係など盛り込まれているように思えて、読み進めてしまいました。
個人的には彼の仕事が気になります。by あっちょろぴん- 24
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3.0
独特な世界観
体型が人と違うことで、周囲から好奇の目で見られていた主人公。そんな人を(体型を)求めていたイケメン。
まず、独特な世界観だなーと思いました。
やり方犯罪だし、現実ではとんでもない事だけど、誰かから必要とされる事が、結局は一番の幸せなのかと思ってしまう。by きむひーきむりん- 15
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5.0
彼は…そう言う、目で(愛で)で観ていた。
両腕の無いヒロインモノを読むの、初めて。ヒューマニズムなのかな~と、難しいコミックと、思いきや、、読むと味わいのあるストーリーです。ヒロインの腕が無い身体、、特徴を、ヒーローが芸術的に愛している。のかな?多分。。ても、そこから…徐々に愛も生まれてくるのかな~。マダマダ途中で確信が分からないけど、結構読んでしまった。ヒーローの姿形、容姿も結構好きだし。この作者さん、全体的にストーリー構成、絵柄も上手い。
by くれない- 1
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5.0
ミロのヴィーナス
最初、広告を見た時は、単なる欠損フェチのエロ話かと思った。読みはじめて、誤解に気付いた。主人公の少女の凛とした佇まいと、青年の淡々とした佇まいにひかれ、ポイント追加して読みふけっていた。
「私は生まれたときからこの姿なのでこれが普通なんです」「君の普通と他の人の普通が少し違うだけ」
「障害者」を可哀想と思ったりとか特別視するまいと私も思っているが、実際にはなかなか難しい。その難しいことをさらりとやっている主人公たちがとても魅力的だ。by 白糸雅樹- 1
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