これは、自業自得ですね。アンナが保身に走っていたのは事実だし。妖精さんに伝えるように言われてたのに、貴族の生活を捨てられないからなかなか言えなかったのは本当だし。せめて自分で言ってたら、兄様はあんなに怒らなかったと思う。アネットを知っていて、暮らしが良くなるよう助けようともせず、入れ替わったことを伝えもしないのは他人から「自分可愛さ」と思われてもしょうがない。見ず知らずの妖精から聞いた家族達の方が、裏切られたと思ってしまうのはこの流れでは当たり前。
本当の妹とか以前に、人としてどうなの?って思う。
言えないなら、金銭的に助けてあげるとかさ、いろいろ方法あるじゃん。
そりゃあ、怒りをぶつけられるのはしょうがないさ。
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貴族から庶民になったので、婚約を解消されました!
014話
第5話 14歳(1)