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女性恐怖症のモテ男子の初恋…
10話まで読みました。
生徒会長の高２の瀬名湊はサッカー部のエースで常に女子が寄ってくるようなイケメン男子。
ただこのイケメン男子は女子嫌い。女子とは50センチ以内は近づけないとの噂も。
ある日湊が部活中にケガで出血。女子マネージャーたちが自分が手当するともめている姿を見て呆れて保健室へ行く。だが手当する保健委員は女子。自分で適当に応急処置して去ろうとすると保健委員の女子に化膿するからと呼び止められる。保健の先生から彼は女子嫌いだと説明を受けた保健委員の彼女はイヤなら目をつぶれと言い手際よく手当終了。そして明日の昼休みは自分が担当だから男子のいる朝か放課後に経過を見せに来てほしいと言う。彼女は自分に好意を向ける他の女子とは明らかに違う。そして自分に対して特別な感情を抱いていない女子に接するのは初めて。女性恐怖症なはずの彼が翌日あえて彼女のいる昼休みに保健室へ。
そこには分け隔てなく接する彼女の姿が。
瀬名は友人に保健室で手当を受けた保健委員「小森莉子」のことを聞けば、1年生で可愛いと評判の女子で、誰でも平等に接するから保健室の天使と言われていることを知る。湊が女子の話をすることを珍しがられ、彼女が気になると言えばそれは恋だと教えられる。
ライバルが多いことを知り、他の男子に取られたくない湊は彼女に告白するが、彼女からは友達から始めようと言われる。
女性嫌いのはずのイケメン男子だが、莉子には自ら接近できる。莉子が自分の取り巻き女子に突き飛ばされた時には取り巻きを蹴散らし、彼女をお姫様抱っこして保健室へ。
彼女をいつも見ている湊。ちょっとした彼女の変化に気づき、部活中も気になって校庭から彼女のいる保健室を見る。そして保健室のカーテンの変化に気づき、ストーカー男子保健委員に迫られていた彼女を窓ガラスを割って助ける。
女子嫌いのはずの彼が近くに寄れるのは莉子だけという誰にでもわかる特別感。そしてモテる男子なのに女子に一切愛想を振りまかない、優しいのは莉子にのみ。そして学年が違うのに彼女のことをよく見ていて、いざとなると彼女のピンチに駆けつけるヒーロー感。
そんな彼の姿にいつの間にか私も釘付けに。
彼女は徐々にそんな彼に惹かれているのはわかるが、今のところよくあるベタベタ感は特になし。
莉子の内面も素敵で、そんな微笑ましい二人に好感が持て、応援したくなりますよ。
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