3.0
モヤモヤが残った!
「国の為に」自ら悪役令嬢になり、王太子との婚約破棄をした公爵令嬢の話であるが……短編のせいか色々疑問が残ったままである。王太子は令嬢の策に乗ったが、そもそも令嬢の家の本来の役割を知っていたのか?もしそうでないなら「政略的な婚約」だから、国と王族の未来の為には誰が婚約者でも構わない(王族以外は駒)な考えの人なのか?そんな人なら公爵令嬢の父から守られても、エミーリアが幸せにはならないのではないか?もっとより良い条件が現れたら、そちらに行くのではないか?
最後に公爵令嬢の祖父が現れて事の真相を知った公爵令嬢が、本来の役割を果たそうと祖父の組織に入ったのは「その事」まで考えたのか?(作中ではハッキリしなかった)
今度は続編として、中編ぐらいの話数でこの続きを読みたいと思ってしまう。゚(゚´ω`゚)゚。
王太子はちゃんと役割を果たしてくれるのか?とか……少なくとも王太子と公爵令嬢の間には「愛」は全くなかった。信頼は少しはあったかな?ぐらいでしょう……
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“悪役”令嬢の婚約破棄、もしくは<黒の聖女>顛末記~another story~