4.0
身近な怪異
誰でも子供の頃、触れてしまっただろう怪異の種。
その後、少し心の奥に引っかかったままで大人になって、子供の頃にそういえばそんな事があったな…などとほのぼの思い出したりした時に、
そういえば、あのあとどうしたんだった?というような空白の記憶を埋めるような作品。
全体的に犬木加奈子という作家は、
ないわ!そんなこと!というよりは、非常に身近に潜んでいる黒い記憶を呼び起こす。
だから何度読んでも怖いし面白い。
できれば、紙のコミックスでもう一度読みたい。
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怪奇診察室