4.0
長女
長女として、共感できる部分がたくさんありました。弟の方が母から可愛がられて褒められて、私は褒められることはなく怒られてばかり。
さらに、父は、女は男に従えば良い、という古い考えの持ち主だったので、それに対する母の不満の吐口が、私でした。
このストーリーで最後はすんなりまとまりましたが、現実はこんなにうまくいかないだろうなぁと思いました。子どもの頃のこころのギズは、一生背負うことになりますので、母親はきちんと反省してほしい思ってしまいました。
でも、それぞれの立場でうまく描けていた点がよかったです。
- 3
真綿の檻